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数年後しの恋が実り片思いしていた彼女と付き合えたが・・・・

俺と優は同じ高校でしかも3年間同じクラスで
優に片思いしていた

優は身長145cmそこそこで

小さくて笑った顔がすごく可愛い美少女

教科書見せてもらったり、

見せたりしたこともある。

優との何気ない会話がうれしかった。

高2後半にもなると付き合いだす奴らも多くなって来ていたが、

しかし、

優とは友達以上に発展することはなかった。

見つめあって笑いあったり、

顔を赤らめたりもあって、

お互い好き同士なのかなと考えたときもあったが、

俺はへたれで奥手でだった。

童貞卒業は大3で、

素人童貞卒業も大4という有様である。






それが、運命のいたづらか帰省したとき、

飲み屋で偶然出会って

(ありがちですが、田舎だと実際そうなんですよ)

働いている場所が近いことが判明したのである。

4年半越しの再会であった。

俺と優が付き合い出したのはごく自然な流れであった。

実家が近いこともあり、

お互い家族も歓迎で家族ぐるみ付き合いになり始めた。

優の一つ一つの仕草がいとおしかった。

笑顔を見る度、俺はどんな辛いことにも耐えられると思った。

体の相性もばっちりで、一日中お互いの体を求めあった。

しかし、神は俺に試練を与えた。

すべては俺に原因があったのかもしれない。

仕事が忙しく残業残業でかまってやれない日が何日も続き、

お互い仕事をしていたこともあってすれ違うことが多くなり、

どこかギクシャクした関係になり始めていた。

家族ぐるみとはいえ、同棲には抵抗があった。

その時は「結婚はまだまだ先」という概念があり、

それが俺の甘さだったのかもしれない。

”そして運命(悲劇)の日は訪れる”

その日、俺は直行直帰の日で優の会社の近くを通ったものだから、

驚かしてやろうと思い、ビルの出口で待っていた。

しかし、優と一緒に職場の仲間らしき連中と

ぞろぞろでてきたものだからタイミングを失ってしまった。

俺は無意識の内に尾行していた。

テレビドラマみたく

「あのタクシーの後をつけてください」

なんてまさか実際にやるとは・・・。

どうやら飲み会のようである。

2~3時間ぐらい経っただろうか。

時間は9時半を過ぎていた。

1次会が終わり、2次会のようである。

しかし、”その時、俺は驚愕の光景を目の当たりにする”。

なんとだいたい男女ペアになっており、

優は、”体格の良い”男と腕を組んでいた。

”小さな”優とそいつは何ともいえない

エロチックなコントラストを描いていた。

それからは俺にとって地獄だった。

2次会カラオケ終了して、

出てきたときには夜はふけこんでいた。

既に俺は戦意喪失だった。

案の定、優とデクの坊はホテル街へと消えていった。

俺は呆然自失で1時間ぐらいふらふら歩き、

ベンチを見つけたので座り込んでしまった。

冷たい汗が流れていた。

しかし、涙はなかった。

不意に優が犯られている映像がフラッシュバックのように流れてきた。

しかも音声付き!

優が”おし○こポーズ”で抱えられて、

バックからデカチンをはめられ、

優の小さなオマ○コがいやらしくかきま回されている。

優ちゃんキモチイイ?ハァン、アァン、コワレチャ、アー、ハァハァ。

実際どうなのかわからないのに男として負けた気がした。

しかし、意に反して彼女が犯られている光景を想像してブッ立てていた。

いつもより数段堅くなっていた。

”俺は変態である”

その浮気されたことより、その事実がショックだった。

その後、俺は優を徹底的に無視する事にした。

理由は言わなかった。

やがて優はすべてを理解したのか

「○○ちゃん、ゴメンネ、ゴメンネ」と言いながら、

俺のマンションのドアの前でワンワン泣いていた。

俺も泣いた。

お互いの涙、枯れはてるまで・・・。

しかし俺は耐えた。

絶対に会わないようにした。

やがて、家族まで介入しだしたので事情を説明し、

”1年間待ってほしい”と伝えた。

この言葉には様々な意味が込められていた。

・・・やがて一年が過ぎ去った。

色々あったよ・・・ホントに。

生きるって大変だーね。

「今、優は俺の腕の中にある。」

しかし、”トラウマは消えることは無いだろう”

これはネトラレの才能がある私でも言うのだから間違いないッス。

ちなみに、その時のことを想像しながら

犯ると萌えるのは妻には内緒である。

黒髪美大生が精液をコップ一気飲み

大学時代のH体験です



当時は少しトラウマになりそうだったけど、今はもう大丈夫なんで思い出しつつ書きます。

大学から1人暮らしを始めた僕は、入学して落ち着いた後にコンビニでバイトを始めました。

そのバイト先には同じ大学で2年の先輩がいて、名前は奈美さんと言いました。

奈美さんは黒髪の似合う落ち着いたお姉さんという感じでしたが、美術学科という事もあり、僕がいつも話す周りの友達とは少し感覚が違う点が見られ、その新鮮で楽しい会話は僕の楽しみでもありました。

同じ大学という事もあり、次第に仲が良くなっていった僕達は、秋から冬に変わろうとしてる頃に初めて一緒にバイト先から帰りました。

話の流れの中で奈美さんが

「健くんは今彼女いないんでしょ?寂しくなったりするの?」

と聞いてきました。

「そうですね」

と僕が答えると







「あ、でも1人で処理するのには困らないか」

と奈美さんが笑いました。

僕は当時まだ童貞で(恥ずかしくて奈美さんには言ってなかったですが)、見栄を張りたかったのかなんのか、

「いやいや、1人でするのも虚しいんであまりしないですよ」

と嘘を言った。

(本当はめちゃくちゃしてました。多い時には朝、昼、晩×2くらいはしてました)

そしたら奈美さんは意外だという表情をした後に、少し喜んだ様な顔を見せて

「良かったら、今度手伝ってあげよっか」

とイタズラをするみたいな顔で聞いてきました。

僕は一瞬ドキッとしましたが、いやいやこれで焦っていたら童貞だとバレると思って

「してくれるなら是非お願いしたいもんですよ」

と同じく笑って返しました。そしたら奈美さんから

「じゃあ、再来週の日曜はどう!?」

と驚きの答えが!

ええーーー!!

僕はもうビックリして

「ああ・・・はい・・・」

としか言えず、家に帰ってからも僕は落ち着きませんでした。

遂に童貞捨てれるチャンスだ!!と喜ぶ気持ちと、童貞とバレたらヤバイ!!と焦る気持ちがずっと交錯していました。

約束の日まで残り10日間程となった頃、奈美さんからメールが来ました。

『この前話してた約束の事、来週の日曜日で良かったよね?私の家でもいい?』

とありました。

あぁ、本当にするんだ・・・と唾を飲みました。

『いいですよ』

と僕が返すと

『条件のことよろしくね。私はそれが目的なんだからww。あと、普段しないって言ってたから伝えなくていいと思ったけど、その日までは1人でするの禁止ね』

とメールが返ってきました。

条件とは、奈美さんが美術やってる事もあって、僕にモデルになって欲しいとの事でした。

何をするのかよく分からないまま僕はオーケーしていました。

ただ、何故オナニー禁止と言われているのかよく分かりませんでした。

前の彼氏の時に起たなくなって困った事があったのかな?と思いました。

僕にとって10日間のオナニー禁止は相当きつかったです。

予行演習をしようとAVを何度か見ましたが、オナニー出来ない辛さでおかしくなりそうになるばかりでした。

射精してしまえば、経験者の奈美さんは分かってしまうのかな?とも思って出来ませんでした。

そうして迎えた当日。

僕は起きた瞬間からほとんどの時間、あそこが立っていた様な気がします。

当日はそれがバレない様に、少し緩めのズボンを穿いていきました。

待ち合わせた奈美さんに誘導されるように部屋に行きました。

「じゃあ、先に描かせてね。ただ、その前にお風呂に入って」

と奈美さんが言いました。


「あ、家出る前に入ってきちゃったんですけど、もう1回入った方がいいですか?」

と聞いたら、

「あ、じゃあいいよ。じゃあ服脱いじゃって」

と奈美さんが言いました。

「え、脱ぐんですか?ヌードなんですか?聞いてないです」

と僕は驚きました。

「後でどのみち脱ぐんだからいいじゃない。それにあんまり文句言うとしてあげないよ」

そう言われると何も抵抗出来ませんでした。

「全部脱ぐんですか?」

と一応聞いてみましたが、やはり全部脱ぐとの回答でした。

僕がシャツを脱いで上半身裸になると、奈美さんは

「あー、やっぱり良い体だね。少し柔らかい肉感で、肌白いし。そうだと思ったんだ」

と言いました。

そんな目で見られるのは初めてなので、とても恥ずかしかったです。

僕が裸になると、奈美さんは感心した様にジロジロと僕の体を見ました。

太ももを撫でられて、

「本当に白いね」

と言われました。

僕の股間はずっと膨張していましたが、奈美さんはそれを見る度に少し笑みをこぼすものの触ってはくれず、僕は恥ずかしくて顔が真っ赤になっていたと思います。

「はい、ここに手を置いてね」

と奈美さんは椅子を僕の目の前に差し出して、お馬さんみたいなポーズをさせられました。

僕が言われた通りのポーズをすると、奈美さんは僕が椅子に置いた両手を手錠を2つ使って固定させました。

なぜ手錠を使うのか聞くと、

「そういうテーマなの!」

と少し怒り気味に奈美さんは言いました。

絵に関してはもうツッコむのはやめようと思いました。

立ったままの四つん這いの状態から、奈美さんは更に足を広げるように指示しました。

僕が少し広げても、

「まだまだ」

と言われ、終いには僕の両足は肩幅よりもかなり広げる事になりました。

エアコンをかけているとはいえ、股やお尻に冷たい風が当たり、相当恥ずかしかったです。

姿勢に満足すると、奈美さんは側面方向から僕をデッサンし始めました。

勃起した自分のモノが時折下腹部に当たるのを感じました。

そこだけ暖かいのが妙に心地よかったです。10分程経つと奈美さんが

「よし、終わり」

と言いました。

あ、こんなに早いんだと思ったら、奈美さんは今度は僕の後ろに周り込んで、再び絵を描き始めました。

肛門がモロ見えだと思い、少しずつ足を閉じようとしたら、

「ダメ!」

と一喝されてしまい、僕は再び大きく足を広げました。

シャッシャッ、と動く鉛筆の音が、今自分の肛門辺りを描いているのでは、と思えてしまい、僕は腕が震えるくらい緊張しました。

緊張のせいか、奈美さんが描く時間は先ほどよりもずっと長く感じました。

まだかまだか、と思っている内も僕の股間はずっとギンギンでした。そして、やっと

「はい、全部終わり!!」

との声をいただきました。

ホッとするのと同時に、これからセックスをするのだ、と新たな緊張の種が生まれました。

奈美さんは一仕事終えたかの様に、コップに入った水を一気に飲み干して、ふぅっと息を吐きました。

「よし、じゃあお礼に手伝ってあげるね」

と言い、奈美さんはコップを僕が手を置いている椅子に置きました。

ついにきた!!と思いました。

「あ、じゃあ手錠外してもらっていいですか?」

と僕が言うと

「あー、手錠・・・せっかくだから、そのままでいっか!」

と返されました。え?と思っていると、

「ほら!足がまた閉じてきてる。さっきと同じ姿勢になりなさい!」

と先程と同じ様に怒られました。

えー・・・と思いました。

AVで予習して、したい事もいっぱいあったけど、バレなくても済むかな、と少し楽になった部分もあり、僕は言われた通りにする事にしました。

四つん這いの姿勢のまま、先程と同じ様に僕は足を開きました。

奈美さんは僕の横に来ると、背中に手を置き、

「本当に白いねぇ」

と擦り出しました。

その手は段々と落ちていき、お尻の肉を通過すると、太ももの内側に入れてきました。

その感触がとてもエロくて、僕は勃起しているモノに触られた瞬間に射精してしまうのではないか、と思うくらい人生で一番固いと思えるくらいの状態になりました。

興奮が隠しきれず、僕はこの時からずっと音を立てて息を吐き出しました。

後ろにいる奈美さんの手は、一瞬僕の玉袋を触った後、滑るようにお尻の両側の肉へ持って行きました。

そしていきなり、お尻の穴周辺を舐め出したのです。

僕はびっくりして思わず「うわっ!」と声を上げてしまいました。

周辺を一周する様に舌を一回転させた後に、水を飲む犬みたいにレロンレロンレロンと立て続けに舐めました。

僕は

「あっ、あっ、あっ」

と段々キーを高く声を漏らしていました。

「本当に良い体ね」

と言って、再び奈美さんは両手でお尻の肉を擦り、今度は強い力でお尻を開かせると舌をお尻の穴の中に入れてきました。

本当に一瞬の事で、僕は何が起こったのか分かりませんでしたが、驚きの後にすぐにその気持ち良さに感動していたと思います。

奈美さんは舌を抜いた後に、再び穴周辺を舐め回し、また穴に突き入れてきました。

今度はピストン運動で、それに合わせるように呼吸を漏らしていました。

奈美さんは僕のお尻をひとしきり舐めた後、口を放し今度は蟻の戸渡を舐め始めました。

そこが気持ち良いと知らなかった僕は舌が這われる度に感動していました。

奈美さんはそこを舐めながら

「ここってアソコの形分かるよね」

と言いました。

奈美さんは、蟻の戸渡部の男性器の輪郭を浮かび上がらせるように指でなぞりだしました。

僕は待ち続けた股間への初めての刺激に声を漏らしました。

奈美さんは、左手でそこをなぞりながら、右手を僕の両太ももの間から伸ばし、僕のモノを握りました。

「すごく固い!」

と奈美さんは言い、僕のモノを握る力を強めました。

そして、そのまま前後に擦りだしました。

後ろ側からされているからか、自分がいつもしているオナニーとは全く違う快感でした。

というか、快感にやられた僕は開いた足をプルプルさせていました。

僕が

「あー!もうダメです!!出ます!」

と言うと、奈美さんは左手で先ほど飲んでいたコップを掴み、僕のモノの先端に被せました。

「ちょっ!何をするんですか!?嫌ですよ!」

と僕が慌てると、何も言わずに僕のモノを擦る速度を一気に上げました。

とうに限界を迎えていた僕はこらえる事が出来ず、そのままコップに射精してしまいました。

何度も何度もビュッビュッと出ました。

それに合わせるように奈美さんは、僕のモノを絞り、僕はその度に力無い声で

「あぁ、あぁ」

と言いました。


モノの痙攣が治まっても僕のモノは固いままで、その様子を見た奈美さんは、

「まだ出るんじゃないの?」

と言い、先ほどの蟻の戸渡部を指で押さえ、先端に押し出すように亀頭の方まで滑らしました。

「出た出た」

と奈美さんは喜びました。

僕が精液を出しきると、奈美さんはコップをモノから離し、僕の横に移動して出た量を確認しました。

「凄い量だね、10日分」

と言い、僕に見せつけました。

コップに出して見た事はありませんが、確かに多かったです。

自分でもそう思いました。奈美さんは

「健くん、頑張ってくれてありがとうね」

と言い、そのコップの精液を一口含みました。

眉間にシワを寄せてましたが、グッと飲み込みました。

そしてまた一口また一口と何回かに分けて、飲み干しました。

僕は呆然とその様子を見ていました。

ロシアハーフの美少女大学生の彼女との切ないトラウマ恋愛

俺は中学から大学までエスカレーターの学校を高校入学時に受験、合格した。

俺のクラスは大半が中学から上がって来た奴ばかりだったので、

受験入学組の何人かは新学期から何となく浮いていた。

その中に、色白でやや太めだが可愛い感じの女子がいて、

俺は一目惚れ、二学期が始まる頃には付き合うようになった。

意外とスンナリと付き合えたのは、

後で思うと彼女は俺の事をまんざらでもないと考えていたとは思うが、

寂しさもあったのかもしれない。

部活に入っていない俺達は、

放課後毎日お互いの家で遊んだり勉強したりしていた。

処女と童貞が始めて結ばれたのは、その年の秋だった。

それからは毎日毎日、

本当に猿のようにセックスばかりしていた。

高3になっても、大学受験とは無縁の俺達は毎日、

多い時では一日二回なんて事もあった。



ゴム買うお金が大変で、その為にお互いバイトしたり、

時には外出しでやったりと…まあ、堕落した高校生活を過ごしていた。

ただ、三年になった時から少し状況が変わったのは、

彼女(面倒なので圭子、俺は和重にする)がもて始めたという事。

元々ロシア係の血が入っていたのもあり

顔立ちは良かったのだが、

二年近くほぼ毎日セックスする事によって圭子の身体は細く、

出るとこは出て引っ込むところは引っ込む、

みたいな抜群のスタイルになっていた。

毎日一緒の俺としてはその変化にあまり気が付かなかったけど…

でも身持ちの硬い圭子は他の男に一切目も触れず、

俺だけを見てくれていた。

そして大学進学時、お互い第一志望の同じ学部に進学する事になり、

新しい生活が始まった。

大学になると、今度は下から上がって来る奴より

もう断然大学受験組が多くなり、

俺達の周りは初めて見る面々ばかりだった。

そして、俺達の歯車が狂い始めた…

あいつの存在によって。

俺は体育系のサークル、圭子は文科系のサークルに入部する事になった。

大学生となると、授業やサークル、

コンパやバイト等でかなり忙しくなり、

自然と圭子と会う時間も少なくなっていった。

しかし、それでも週に三回は会ってする事はしていたので、

俺は圭子との関係は今まで通り良好で、

このまま行くと結婚するのかな…とまで考えていた。

七月も終わりに差しかかった時だったと思う。丁度今くらいの季節だった。

大学進学以来、お互い忙しくてなかなかゆっくり過ごせなかった俺達は、

一ヶ月も前から連休を利用した旅行を計画していた。

なのに、三日前にドタキャンされてしまった。

勿論そんな事は始めてだ。

寧ろ、俺との時間は他をキャンセルしてまで取ってくれるのが当たり前だった。

高校生の頃までは。

圭子に理由を聞いても、家の事情、としか言わない。

自宅を敢えて出て中目黒で一人暮らしを始めた圭子。

そのせいで親とうまくいってないのか、

等真面目に心配していた当時の俺…

ただ、理由を言っている時の圭子の眼差しは、

何となく挙動不審だったのはよく覚えている。

何故なら、それまで圭子は俺に対して

全面的な信頼を置いていた為だと思うが、

一切曇りの無い、真っ直ぐな瞳で俺をいつも見つめていてくれていたからだ。

だから、あんな他人行儀の眼差しは今でも忘れられない。

連休に何があったのかは知らなかったが、

翌週から明らかに圭子の態度が変わった。

週三で会っていたのが週二、週一と、

どんどん減って行った。

しかし、俺にとってもっと耐えがたかったのは、

外で俺と会っている間、圭子はずっと落ち着かない様子だった事だ。

常に誰かの視線を気にしている様な感じ…

部屋に上がる機会もどんどん減っていった。

部屋もだめ、外もだめ…

一ヶ月に一度しか会っていない事に気付いた時には、

圭子は他の誰かの事を好きになったのかもしれない、と考える様になった。

でも、臆病な俺はそれを認めたくなく、平静を装い続けた。

今思うと、誰の為にそんな事をしていたのか…時間の無駄だと分かるのだが。

そして1~2ヶ月経過した残暑がまだ厳しい季節だったと思う。

相変わらず俺は躊躇しながら意味なく時間を浪費していた時だ。

たいした親しくも無い圭子のクラスの同級生にこう言われた。

「圭子ちゃんと忠夫、いい感じだよ。美男美女というか。お前、頑張れよ」

多分、こいつ的には俺を励ましたつもりだろう。

でもこれで認めざるを得なくなった。圭子には想いを寄せる男がいる事を。

それでも尚グズグズしている俺に決定的な事があった。

圭子にはぐらかされる事が多くなった俺は、

何を好んでか野郎達三人と、屋内型のプールに行ったのだ。

野郎の一人が水泳部で、いろいろ試したい事があるやらなんやらで…

理由詳細はスレチなんで省きます。

そこでバッタリと圭子に会ってしまった。

正確には、圭子は連れの男と一緒、二人は話に夢中で、

スレ違う俺の存在には全く気付いていなかった。

二年ぶりに見る水着の圭子は白っぽいビキニで、

大きな胸がはみ出るような比較的小さなものだった。

細い腰に、やらしく張り出したお尻を隠す程度のパンツ、

真っ直ぐに伸びる長い脚、所謂抜群のプロポーションだった。

男連中が振り返るのも無理は無いと思えた…

最近はご無沙汰だが、こないだまであんなイイ身体を抱いていたのかと思うと、

優越感とも敗北感とも言えない妙な気分だった。

ただ、隣にいたタダオも背が高く、胸筋が発達した、

それこそ外人モデルのような体つきをしており、

このカップルは明らかに他と違うオーラのようなものがあったと思う。

170センチ少々でスポーツしてる割りにはそれ程筋肉質でない俺は、

そんな二人に声をかけるどころか、

その後鉢合わせにならないようにコソコソしてしまった。

圭子の彼氏は俺なのに…

我ながら情けない…

タダオとは四月に一度話した事があるが、

彼は北海道から出て来ており、一浪して入学、

だから俺達より一歳年上になる。

物腰の柔らかい爽やかな、正に好青年だった。

つまり、非の打ち所がない無い奴だった。

だから俺は水着で仲良く歩く二人を見ても、

タダオの事を憎い、とは思えなかった。

男としては情けない話だが。

自宅に戻ってから、自

分自身への苛立ちやら嫉妬心で気が変になりそうだった。

いい加減、自分の情けなさに腹が立ち、

俺はどうしても白黒はっきりつけたくなった。

玉砕覚悟のこの思いは、

今思うと自己暗示にかけて現実逃避しようとしていたのかもしれない。

俺はそれから間もなくの日曜日、

圭子の部屋で話がしたいと言ったのだが、

案の定というか、断られた。

サークルの件で大学に行かなければならないと言う。

ならば大学で少しだけ時間をくれと迫ったが頑なに拒否された。

俺は暫く考えたが、この時ばかりはあとにひけず、

大学まで行く事にした。

でも…その日大学はアナリストだかTOEICだかの試験で、

関係者以外一切立ち入りできなかった…

圭子は俺に嘘を付いたのだ。

今まで何度もズラされたりしたが、

この時は本当にショックだった。

認めたくない事実を認めざるを得なかった。

俺はフラフラと圭子の自宅へ向かった。

居るはずもないのに。

そして中目黒の改札を出ようとしたところで

圭子の友人の葉月が改札に入ってきた。

彼女は太一という男と一緒だった。

太一は中学から上がって来たいけすかない奴で、

女ばかりを追いかけてるような馬鹿男だった。

でも、そこそこイケメンなので女受けは良い…俺は当然大っ嫌いだけど。

葉月は俺を見つけるとギョッとした顔をした。

太一は面倒くさそうに上から見下ろす様に俺を見た。

「あ…和重君、どこ行くの?」

明らかに動揺する葉月だったが、

それよりも太一の憮然とした態度がムカついた。

「ああ、圭子の家だよ」

「圭子、居ないよ。」

「えっ?…あぁ、そうか」

何となくこの二人と関わりたくなかった俺はそのまま改札を出ようとしたが、

葉月が何を思ったのか、俺の腕を掴んで離そうとしなかった。

「なに?葉月ちゃん、痛いよ」

「圭子いないってば」

「分かったって。とにかく皆の迷惑だから離してよ」

この時点で何かおかしいと気付いた。

俺は葉月が腕を離した瞬間、改札を出た。

すると葉月は慌てて太一に何かをけしかけるように言うと、

太一は身を大きく乗り出して俺の胸ぐらを掴んだ。

殆ど話した事のない男にいきなり胸を掴まれ、俺はかなり頭にきた。

「なんだよ、離せよ」

「お前、葉月が行くなって言ってんだから行くんじゃねえよ」

「なんでお前に言われなきゃなんないんだよ、離せ」

それでも離さずに、

改札機の上から強引に引き寄せようとする太一に俺は逆上し、

奴の胸ぐらを掴み返して大声をあげたところで駅員二人に制止された。

駅員が制止してくれなければ、

この時の俺は確実に太一を殴っていたと思う。

二人の態度に頭にきたというのもあるが、

圭子に対する苛立ちの方が大きかったと思う。

あっという間に人だかりができ、

その輪の中で動揺する二人を見ながら俺は駅を後にした。

二人の態度から何となく胸騒ぎを感じていた俺は急ぎ足で圭子の家に向かった。

アパートの三階の圭子の部屋の前に立ったが、

窓の中は真っ暗で人気はなかった。

やっぱり居ないのか…何となく拍子抜けした俺は、

何気にドアノブに手をかけて回してみた。

すると鍵が掛かっておらず、ドアは開いてしまった。

家に居る時でさえ必ず鍵をかけるはずなのに…

俺はゆっくりとドアを開けた。

そして、すぐにその理由が分かってしまった。

最後にドアを閉めたのは圭子ではない。

28cmくらいはありそうな、大きなスニーカーの持ち主の男だった。

「やっぱりそういう事か…」

今まで認めたくなかった事が、次々に事実として表面化してくる。

圭子の部屋の構造はよく知っている。

俺はゆっくり身を屈めながらリビングの隣の六畳間を覗こうとしたその時、

圭子の携帯の音が鳴り始めた。

俺は心臓が止まるかと思ったが、

圭子は全く電話に出ようとせず、

放ったらかし。本当は誰も居ないのか?、と思い、

薄暗い部屋の奥が見えるところまで入った時、

視界の先のベッドの上で圭子の姿が見えてしまった。

一見、圭子が一人で裸でうつ伏せになっているように見えたのだが、

目を凝らしてみると、圭子の下に男が寝ているのが分かった。

薄暗い部屋の中では浅黒く日焼けした男の体が

回りと同化しているように見えただけだった。

一瞬、軽いパニック状態になり、

何が起きているのか理解出来なかったが、

ゆっくりと前後に頭を振る圭子を見て、すぐに状況を理解した。

二人は69をしている最中だった…

俺は瞬間、目を逸らし後ろを向いた。

大好きな彼女が、床に無造作に転がる鳴り響く携帯には目もくれず、

他の男を一心不乱にフェラしている姿を見て、

現実感が無いと言うか…

馬鹿見たいな話だが、頬をつねったりしていた。

しかし微かに聞こえる圭子のくぐもった喘ぎ声…

現実のものであると理解するには充分過ぎた。

俺は飛び出して男をぶん殴るべきか、

いや、不法侵入で訴えられないだろうか、

それよりも圭子が傷つくのでは?…

いや、浮気した圭子も殴ってやろうか…

一生懸命冷静さを保とうとすればする程混乱していた。

そうこうしていると、男のボソボソとした低い声が聞こえ、

ベッドが大きく軋む音がした。

俺は見つかるかも、と思ったが、足がすくんで動けない…

次の瞬間、「あ、あんっ!だめっ…」という大きな圭子の声が聞こえ、

次第にリズミカルな肉のぶつかり合う音が聞こえ始めた。

再びそっちの方をゆっくり覗いてみると、

圭子はバックで男に責められていた。

目を凝らして男の顔を見てみると…

男はやはりタダオだった…

圭子は頭をベッドに突っ伏して

お尻を高々と突き出す様な形でタダオに突かれていた。

角度的にはタダオに見つかる可能性もあった為、

俺は目を伏せがちにしていた。

また圭子の携帯が鳴っていたが、

圭子は喘ぐばかりで、完全に携帯の存在は無視している。

そして、「もうだめ…お願い、ねぇ、お願い…」

という圭子の声がしたので、

チラっと覗いてみると体勢を変えようとしているところだった。

圭子の膣からタダオのあそこが引き抜かれた時、

バチンと音がしそうな程、

真上を向くこん棒のようなベニスが見えた。

暗がりの中でそそり立つあそこは、体格に比例して大きかったと思う。

仰向けになる圭子に、

あそこを下向きに押さえ付けながら挿入していくところまでが見えた。

タダオは圭子の両胸を揉みながら、一生懸命ピストンさせていた。

暗がりの中でも、はっきりと腹筋が割れているのが見え、

全身に力が入っているのか胸筋も丸く盛り上がっていた。

タダオの動きは滑らかで、

全身を弓の様にしならせるようにしながら出し入れしていた。

間もなく目にも止まらない位の早さでピストンしたかと思うと、

圭子の「んはっ、だ、だめ…イクッ、イクイクッ!」と言う声が聞こえ、

タダオは圭子の上にグッタリと覆いかぶさっていった。

圭子は俺が今まで聞いた事もない様な声をあげていた。

二人は繋がったまま、唇を貪る様にキスをしていた。

いつまでもいつまでも…

俺はゆっくり部屋を出た。

さっきまで太陽が出ていたのに、外は土砂降り。

その後どうやって家に戻ったのか、正直覚えていない。

頭が真っ白、本当に何も考えられなかった。

しかし、その日の夜になって届いた圭子からのメールで

一気に現実世界に戻ることができた。

圭子の方からメールしてくるなんて、最近では珍しい。

俺はすぐリメールする気になれず、暫く放っておいた。

圭子からのメールが三通届いたところでやっとリメールした。

圭子からのメールは、「今何してるの?」だの

「今日の雨凄かったね」だの、他愛のないものだった。

俺達、そんなくだらない内容でメールやり取りする程、

仲良かったっけ?なんてひねくれた事を思いながら…

確か「そうだな」の一言だけ返したと思う。

圭子からのリメールはすぐだった。

「今日何してたの?」

「別に」

俺はイエスかノー、別に、と言う言葉で殆どを対応した。

暫く間をおいてから圭子からメールが入った。

「今日、私の部屋に来てくれたりなんかした?」

俺はこれでピンと来た。

駅での葉月の抵抗、頻繁に鳴っていた圭子の携帯…

つまり、あの日四人は中目黒の圭子の部屋で集まっていたんだろうと。

タダオを置いて葉月と太一が帰ろうとしたら

バッタリ駅で俺と会ってしまったと。

それで一刻も早く圭子に知らせる為に、

葉月は何度も圭子の携帯に連絡を入れたと。

タダオとのセックスがひと段落してから葉月に連絡し、

俺が圭子の部屋に向かったかもしれないという話を聞いたと…

それで事実確認の為、自分からはしたくもないメールを俺にしたという事。

俺は飛んだピエロだ。

葉月や太一は俺と圭子が付き合っているのを知っていながら

「行ったよ。葉月に止められたけどね」

そうリメールしてから間もなく携帯が鳴った。圭子からだ。

「もしもし…」

怯えるような圭子の声。俺は平静を保つのが大変だった。

そして、圭子は言った。

「大学行ってるって言ったのに、なんで来たの?」

「行っちゃマズイのか?」

「そんな事ないけど、なんでわざわざと思って…」

「お前、大学で今日なにやってたの?」

「だからサークルの打ち合わせがさ…」

言い終わらない内に俺は言った。

「お前今日大学で何の行事やってたか知ってるか?」

「えっ?…って、え?」

「今日は一般人向けの試験の日。学生は一切立ち入り禁止」

「えっ?…いや、え…そんな…事…」

圭子は激しく動揺していた。

「お前また嘘ついたな?最近俺を騙してるだろ?」

「………」

「お前、そんなに嘘つきだったか?なんなんだ?」

「…ごめんなさい…」

消えそうな声で謝る圭子。

「俺達付き合ってるんだよな?何を隠してる?」

その後、泣きながらひたすら謝る事しかしない圭子にイラついた俺は、

はっきり言った。

「お前、タダオとよろしくやってんだろ?」

「………」

「知ってんだよ。お前さ、これって浮気だよな?俺って一体何なんだよ?」

それでも尚泣きながら謝るだけの圭子。

「圭子、俺と別れたいのか?タダオと付き合いたいのか?」

「…わかんない…」

「わかんないじゃねえだろ!順序が逆だろ?お前、人として最低の事やってんだぞ!」

絶句した圭子の嗚咽だけが受話器から聞こえるだけ。

俺のイライラは頂点に達しようとしていた。

「タダオに抱かれて気持ち良かったか?付き合ってる俺とは全然しないのにな」

「…………見たの?」

「鍵も掛けないで大声で喘いでるくせによ。見たんじゃねえよ、見えたんだよ!」

「…ひどい…」

「お前に言われたくないよ!この半年間俺を騙しやがって…」

「…見てたなんて…最低…」

「お前いい加減にしろよ。本気で怒らせんなよ…しかしタダオもいい奴だと思ったのに…人の彼女寝とるとは…」

「和重と私の問題…タダオ君は関係ない…」

「お前馬鹿じゃないか?関係ないわけないだろ。あいつ何考えてんだか…あいつ呼び出して聞いてやろうか…」

「やめて。それは絶対やめて」

いきなりはっきりとした口調で言う圭子。

「なんなんだ、お前…」

「お願い、彼は関係ないの、本当なの…」

俺は圭子の言ってる意味が全く分からなかったが、

いろいろ聞き出してやっと理解できた。

つまり、タダオは俺と圭子の関係を知らないという事だった。

圭子はタダオに言えずにいたらしい…

都合のいい女だ…半年間俺を騙し続け、自分の都合の良いように振る舞う圭子。

本当にこれは圭子なのか?と思える程、変わってしまったと思った。

でも、浮気相手をかばう圭子の言葉は、正直キツかった…

俺はタダオに話そうと思った。

俺を騙し続けておきながら、

タダオには会うなという圭子の身勝手が通るはずがない。

そこまで舐められるわけにはいかない。

俺は知人から聞き出したタダオの携帯に連絡した。

第一声からタダオの人の良さが現れていた。

本当に、やっぱりいい奴だった。

考え様によっては、タダオも犠牲者だ。

俺は感情を抑え、圭子とは高校からの付き合いである事、

そして今も続いている事を伝えた。

当然、タダオは驚いていた。

そして俺に謝ってきた。

タダオに謝られる筋合いはなかったが、

更に彼は圭子とはすぐに別れると言ってきた。

タダオは、圭子とは「付き合う」という明確な意思表示はお互いないまま

ここまできてしまったが、

タダオの中では完全に「付き合っている」ものと考えていたとのこと。

する事してるんだし、普通男はそう思うだろう。

タダオには、今まで通りの関係を圭子と続けて欲しいと言った。

真面目なタダオは、それは出来ないと言っていたが、

俺のプライドの為にも今までと同じ関係を続けて欲しいと頼んだ。

正直、根拠のない意味不明なプライドであったが、

タダオは渋々了解してくれた。

かと言って、この時点で俺は圭子と別れたいとは

心の底からは思えないでいた。

圭子の心は俺には全く残っていないとは思っていたが、

これまでの三年間の歴史が心にあり、

期待感みたいなものがこの期に及んでも残っていたのだと思う。

その翌日、圭子から連絡が来た。

当然、俺にとっては不本意な内容だった。

「どうしてタダオ君に言ったの?彼は関係ないって言ったじゃない」

ややヒステリックに突っかかってくる圭子。

「関係ないわけがない。君の身勝手さが招いた結果だと何故気付かない?」

「タダオ君まで傷つける事はないと思う。傷つくのは私達だけで充分でしょ?」

「私達?傷つくのは俺一人だけだろ。俺がどれだけつらい思いをしていたのか考えた事があるのか?大体君は俺との関係をどう考えてるんだ?」

電話はいきなり切れた。

このやり取りでやっと俺は圭子を諦める決心がついた。

それから春の新歓の季節になるまで、

俺達三人はニアミスする事もなかった。

俺自身、最低限の単位を取る為の授業しか出なくなったし、

後はサークルだけ。

圭子とはあの日以来全く連絡はとっていなかった。

タダオとの始まりがそうだった様に、

俺との終わり方まで曖昧にするつもりなんだろうな…

とボンヤリ考えていた。

そして、再び俺はショッキングな場面に遭遇する事になる。

うちの大学だけかもしれないが、新入生の勧誘の為に、

特に文科系のサークルが手の混んだ出し物を各部室で行う。

体育会系と違い、比較的大きな部室を与えられるので、

各部かなり気合を入れて取り組んでいた。

俺はクラスの悪友に頼まれ、

囲碁研究会なる怪しげなサークルのサクラをしていた。

こないだまで高校生の若者が興味を示すはずもなく、

閑古鳥の部室から部員が一人二人と消えて行く…

馬鹿らしくなった俺は、

奥のダンボールの山に乗って昼寝をしようとした。

しかし、昼寝どころかすっかり眠ってしまい、

目を覚ますと外は薄暗くなっていた。

人に頼んでおきながら放ったらかしとは、

なんて苦笑いしながら起き上がった。

物音一切聞こえない、静まりかえった校舎内を歩き出すと、

イキナリどこかの部室の隣の狭い準備室を飛び出して

向こう側へ走り出す葉月をみかけた。

「じゃあね」とか、準備室内の誰かに向かって言いながら出て行った。

葉月と圭子は同じサークル。

準備室に誰かがいると思っただけで緊張してしまった。

何食わぬ顔をして前を通り過ぎようとした時、

やはりというか…圭子の声が聞こえた。

「もう皆帰ったよ。早く迎えに来てね~」

みたいな会話だったと思う。

圭子は一人、でもここに誰かが迎えに来る…タダオだろうか…

そう思うと最後まで見届けたくなり、

俺はそのまま隣の部室に身をひそめる事にした。

久しぶりの緊張感だった…

約20分後、近づいて来る足音が隣の準備室に入っていった。

二人が話し込む声が聞こえたが、男の声が低くてよく聞こえない。

俺は半年前と同じ様に、ゆっくりと準備室のドアから一歩入り、

雑然と配置されたロッカーの影から中を覗いた。

「誰か来たらどうすんのよ」

「来るわけないじゃん。この建物自体、もう誰もいないよ」

どうも声が違う様な気がした。

暫くタダオの声を聞いていなかったのもあるかもしれないが。

二人の声が聞こえる方を見ると、

椅子に座る男の上に乗っかって抱き合いながらキスをしているカップルが見えた。

それ程広くない部屋なので、

かなりの至近距離、後ろ姿ですぐに圭子である事は分かった。

お互いの頭を抱きかかえる様にして顔を左右に振りながらの激しいキス、

情けないがそれだけで俺は勃起してしまった。

長いキスが終わり、二人が唇を離した時にやっと男の顔が見えたが、

俺は一瞬目を疑った。

そこにいたのはタダオではなく、太一だった…

何故圭子と太一が?

俺は混乱した。

太一は葉月と付き合っていたのでは?

俺の知る限り、タダオと太一は正反対の人間。

誠意ある好青年のタダオは男女両方から信頼されている。

対して太一は自分の性的欲求をまず第一に考える女ったらし…

成宮似の甘いルックスに騙される女は多い。

葉月は単なるセフレか?

なら、圭子は?

圭子は懸命に太一の耳元を舐めあげており、

太一は薄ら笑いしながら

両手を圭子のミニスカートの中に入れてお尻を撫で回していた。

太一は圭子を促すと、人来たらどうしよう、と言いながらも

太一の前に膝間付いて急いで太一のジーンズを脱がせにかかっていた。

太一は黙って圭子を見ているだけ…

トランクスからやっとの思いでペニスを引っ張り出す圭子。

俺はそれを見てギョッとした。

相当でかい。

多分、俺やタダオとは比べ物にならないくらい、大きかった。

世間の女達はこの巨大なペニスにやられたのかな…

圭子もその一人か…とか考えていた。

下半身裸の太一の膝の間に正座した圭子は、両手で扱き始めた。

「ふふっ…マジ大きいよね…やらしい…ホントに、いやらしい形…」

そう言いながら徐々に口に含んでいった。

太一は目を閉じなから天を仰ぐようにしており、

片手で圭子の髪の毛をぐしゃぐしゃにしながら煽っていた。

圭子は懸命に前後にスライドさせており、

信じられないくらい深く深く咥えていった。

おかしな話だが、圭子の後頭部から

太一のペニスが飛び出して来るんじゃないかと思うくらい、

奥まで飲み込んでいた。

その時、廊下をこちらに向かってくる足音が聞こえた。

俺はハッとしたが、逃げ場がない。

太一も「やばっ!誰か来る!」

と言って軽いパニック状態。

すぐに電気を消して暗くなる部屋。

俺は三人に見つかってしまう事を一瞬で覚悟した。

体が固まったまま、呼吸する事も出来ない状態だったが、

廊下の足音は部屋の前を通り過ぎていった。

ホッと胸をなでおろし、

二人の方を覗いたがそこに二人はいなかった。

どこに隠れたのか、もう一歩踏み出そうとした時、

耳のすぐそばで圭子の声が聞こえた。

俺が身をひそめていたロッカーの裏側に二人はいた。

二人は隠れたつもりなんだろうが、

ロッカーひとつ隔てたところに俺がいる。

距離にしたら50センチも離れていない。

暗い部屋の中で、俺は息を潜めて聞き耳を立てた。

「もう行ったな」

「びっくりしちゃった…やっぱ帰ろうよ…」

「…ほら圭子、大丈夫だって…」

「もう…んふ…むは…ん」

ピチャピチャと唾液を絡ませるような濃厚な音が耳のすぐそこで奏でられていた。

姿は全く見えないが、逆に想像力を掻き立てられて、

あそこは痛い程に硬くなっていた。

唇を貪るような音と、ロッカーに体がぶつかる音が暫く続いた。

そして、一瞬静かになった後。

「あんっ!…あぁぁ~ダメ…ダメダメ」

次第にギシギシというリズミカルな音が大きくなっていった。

どういう体勢か分からないが、セックスしているのは明らかだった。

「なんか、めちゃ興奮するな…圭子は?」

「あっあっあっあっ…ダメ…あん、気持ちいい…」

「なぁ、興奮してるんだろ?ハァハァ…」

「あん、ん…してる…してるぅ…」

「…でもね…ここ窮屈なんだけど…うまく動けない…」

「ん…あ、あっち行く?…」

さっき太一が座っていたソファーに向かっていく圭子と太一の後ろ姿が見えた。

外の街灯の灯りでボンヤリと見えたが、二人とも下半身だけ裸だった。

下半身だけだが、久しぶりに見る圭子の裸は相変わらず綺麗で、エロかった…

圭子はソファーに仰向けに寝るとすぐに太一が覆い被さっていった。

太一の汚い尻の間から巨大な亀頭が重そうに頭をもたげているのが黒く見えた。

それを入れた途端、小刻みにピストン運動を始める太一。

「よし…全部入れるぞ…」

そんな事を言っていたと思う。太一は圭子の両足を抱えるようにした。

結合部分がかすかに見えた。

信じられないくらいの太さのペニスの三分の一が出し入れされていたが、

太一はゆっくりと残り三分の二をめり込ませていった。

そう、本当にめり込むって感じだ。

「あぁぁっ!あぁぁっ!ダメ!壊れちゃうっ!」

「入ったぞ…全部入ったぞ…ああ、マジ気持ちいい~」

「ん、あぁぁ!…届いてる…すご…」

グチグチと卑猥な摩擦音が響き始めた。

そして、あれだけの長大なものを全て受け入れる圭子。

「だめ、だめだめ!…こんなの…あはぁっ…イク、もうイク!…きてぇ!ねぇ、きてえぇー!」

圭子は両手を太一の首に回して引き寄せ、キスをせがんでいるう。

太一はキスに応じながら腰をじわじわとストロークさせていた。

「んはぁぁぁっ!イクッ…」

すぐに圭子はイッてしまったようだが太一の腰は止まらない。

圭子は聞いた事もないような、正に断末魔のような声を出していた。

「分かったよ…じゃ、ほら…」

太一は圭子を起こしてソファーに座らせた。

そのまま足を開かせて正常位の形で再び挿入していった。

「ひっ…んぁぁぁ~、入りすぎ…奥が…」

太一は無言で腰を降り続けていた。

五分程、全く休まずにひたすら腰を動かし続けていた。

その間、圭子は何度もイッているようだった。

「もう…だめ、本当に…頭おかしくなる…」

「ハァハァ…俺も…イクぞ…出すぞ…ハァハァ」

「イッて…早く…イッて…たくさん、頂戴…」

太一は圭子の両足を抱えたまま、

ソファーの背もたれを掴むと、

凄まじい勢いで腰を動かし始めた。

圭子の足は真上を向くどころか、殆ど体が折り重なるような状態だった。

「おああ、出るっ!出るっ!」

太一は咄嗟にペニスを抜くとソファーの上に立ち、

圭子の顔の前に持っていった。

太一は強引なまでに腰を振りながら圭子の口中に射精していたようだ。

全てを出し切った後、太一はソファーにどかっと座った。

黒いシルエットのペニスは全く硬さを失っていないようだったが、

驚くべきはその大きさ。ヘソの高さを余裕で超えていた。

あんなのが全部入っていた圭子のあそこ…空恐ろしさすら感じた。

圭子はティッシュで口をふいた後、太一のペニスに再び指を絡ませ始めた。

そしてまた、ゆっくりと顔を近づけていった。

その後暫くして今度は圭子の方から太一に跨っていった。

「ははっ、またかい?」

「だって…なんか、凄く興奮しちゃって…」

お互いその一言を話した後、

圭子は手でペニスを自分のあそこに当てて、

少しづつ腰を下ろしていったようだ。

その後、圭子は手でペニスを自分のあそこに当てて、

少しづつ腰を下ろしていった。

やはり、三分の一程度しか入っていないようで、

ゆっくりゆっくりと小さなストロークで上下に腰を動かしていた。

間もなく太一は我慢出来なくなったように圭子の腰を両手で掴むと、

自分の腰を突き上げる様にしていった。

圭子は半泣きの様な声で何かを言っているようだった。

腰を掴む太一の指が圭子の柔らかい腰から

尻にかけての肉に食い込んでいたので、

多分深く挿入されるのに抵抗していたんだろう。

しかしじわじわと、でも確実に巨大なペニスが埋まっていき、

完全に埋没してしたようだ。

圭子は耐える様に声を押し殺し、

一心不乱に太一とキスしていた。

暫く動かずにいると馴染んできたのか、

太一に促されながら腰を前後に動かし始めた。

太一は圭子のシャツとブラをたくし上げて、

胸を懸命に愛撫しているのが見えた。

薄暗闇の中でひとつになって怪しくうごめく情景はエロかった。凄く…

圭子の腰の動きがある時点から急に激しくなると、

一気に上り詰めてしまった。

「あっ、あっ、あーっ!あー!」

「いいよ、圭子!もっと動かして!」

「ずるい、こんなの…太一の…凄すぎ…」

「お前だって腰やらし過ぎだって…」

「また、イクッ…また…あふんっ、ん、んん!」

その瞬間、圭子のお尻を持ち上げてズルっと引き抜く太一。

「ええっ?な、なんで…入れて…ね?…」

「圭子、俺の事好き?」

「好き好き好き!大好きよぉ…ねぇぇ!」

腰をクネクネと振りながら媚びる様な声を上げる圭子。

「俺のチ○ポ、デカイだろ?」

「大きい…大きいから…早くぅ」

「ハァハァ、タダオよりずっといいだろ?俺のチ○ポ」

「いい、タダオ君より、ずっといい…」

太一が手を放すと、慌てて腰を下ろして一気に奥まで飲み込み、

狂った様にくねらせると、廊下まで響きそうな大声をあげてイッていた。

太一はまだまだという感じだったが、

俺はそこまで見届けてから部室を後にした。

ショックが大き過ぎた。

最初は俺も勃起していたが、

正直なところ女の底しれぬ性欲を目の当たりにして、

後半すっかり萎えてしまっていた。

圭子の事はキッパリ諦めていたが、

今回の件で、俺は圭子に対する軽蔑にも似た感情を抱いてしまった。

こんなに軽い、淫乱な女だとは思わなかった。

……後で聞いた話だが、タダオは俺から話を聞いた後間もなく、

やはり圭子とは別れていた。

真面目で義理固いあいつらしい。

圭子には所詮もったいない相手だったのだろう。

六月頃から俺は大学の授業に顔を出すようになったのだが、

一度学食で二人とすれ違ったことがあった。

それぞれ一人でいる時だったが、

太一は相変わらず上から目線でチラッと俺の顔を見ただけ。

圭子も俺と目が合ったが、

すぐに無表情に目を逸らされた…

まるであかの他人のように。

この時はかなり凹んだね…

なんか圭子との思い出までもが否定されたみたいでさ。

結局、その後圭子と話す事は一度もなかった…

その後の話だけど、俺の残りの大学生活は

子供の頃からの夢を叶える為の二年にした。

圭子との一件でいろいろ考え、

なんの為に親に大学に通わせてもらっているのか、

俺のすべき事、やりたい事は何か真剣に考え、

とにかくがむしゃらに夢を追いかけることにした。

意味のない復讐心みたいなものもあったかもしれない。

とにかく、モチベーションを長く維持する事ができた二年だった。

卒業後の話だけど、タダオは国家公務員上級職に合格、地元に戻った。

自分に厳しいあいつらしいと思った。

あの二人は…太一は辛うじて卒業したものの、

就職は出来なかったはず。

圭子は埼玉の小さなシステム会社に就職したと聞いた。

俺は夢を実現させることが出来た。

こないだ長い訓練が終わり、やっと一人立ちできるようになった。

俺は、二人を遥か上空から見下ろす雲の上が仕事場です。

訓練が終わったら結婚しようと話してきた彼女と、

今年の12月に式を挙げる予定。

少し特異な経験ではとずっと思ってたので、

なかなか人には言えなくて…

本当はこのスレは荒らしが多数いるみたいなんで、

最初別スレで話してました。

でも、逆に無反応だったもので誘導されてこちらに来ました。

思っていたよりもここは以外と荒らしも少なく、

皆さん良い人達で安心しました。

だらだらとした文章に最後まで付き合ってくれてありがとう。

彼女にしか言えなかったトラウマをここで晒してホントにスッキリしました。

思い残す事なし!

笑顔が可愛いくて大好きな彼女が浮気したら、彼氏はどんな反応をするか?

俺と優は同じ高校でしかも3年間同じクラスだった。



優は身長145cmそこそこで
小さくて笑った顔がすごく可愛い美少女



教科書見せてもらったり、


見せたりしたこともある。



優との何気ない会話がうれしかった。








高2後半にもなると付き合いだす奴らも多くなって来ていたが、






しかし、






優とは友達以上に発展することはなかった。













見つめあって笑いあったり、






顔を赤らめたりもあって、






お互い好き同士なのかなと考えたときもあったが、






俺はへたれで奥手でだった。








童貞卒業は大3で、






素人童貞卒業も大4という有様である。




それが、運命のいたづらか帰省したとき、


飲み屋で偶然出会って


(ありがちですが、田舎だと実際そうなんですよ)


働いている場所が近いことが判明したのである。




4年半越しの再会であった。




俺と優が付き合い出したのはごく自然な流れであった。




実家が近いこともあり、


お互い家族も歓迎で家族ぐるみ付き合いになり始めた。




優の一つ一つの仕草がいとおしかった。




笑顔を見る度、俺はどんな辛いことにも耐えられると思った。




体の相性もばっちりで、一日中お互いの体を求めあった。




しかし、神は俺に試練を与えた。




すべては俺に原因があったのかもしれない。




仕事が忙しく残業残業でかまってやれない日が何日も続き、


お互い仕事をしていたこともあってすれ違うことが多くなり、


どこかギクシャクした関係になり始めていた。




家族ぐるみとはいえ、同棲には抵抗があった。




その時は「結婚はまだまだ先」という概念があり、


それが俺の甘さだったのかもしれない。




”そして運命(悲劇)の日は訪れる”


その日、俺は直行直帰の日で優の会社の近くを通ったものだから、


驚かしてやろうと思い、ビルの出口で待っていた。




しかし、優と一緒に職場の仲間らしき連中と


ぞろぞろでてきたものだからタイミングを失ってしまった。




俺は無意識の内に尾行していた。




テレビドラマみたく


「あのタクシーの後をつけてください」


なんてまさか実際にやるとは・・・。




どうやら飲み会のようである。




2~3時間ぐらい経っただろうか。




時間は9時半を過ぎていた。




1次会が終わり、2次会のようである。




しかし、”その時、俺は驚愕の光景を目の当たりにする”。




なんとだいたい男女ペアになっており、


優は、”体格の良い”男と腕を組んでいた。




”小さな”優とそいつは何ともいえない


エロチックなコントラストを描いていた。




それからは俺にとって地獄だった。




2次会カラオケ終了して、


出てきたときには夜はふけこんでいた。




既に俺は戦意喪失だった。




案の定、優とデクの坊はホテル街へと消えていった。




俺は呆然自失で1時間ぐらいふらふら歩き、


ベンチを見つけたので座り込んでしまった。




冷たい汗が流れていた。




しかし、涙はなかった。




不意に優が犯られている映像がフラッシュバックのように流れてきた。




しかも音声付き!


優が”おし○こポーズ”で抱えられて、


バックからデカチンをはめられ、


優の小さなオマ○コがいやらしくかきま回されている。




優ちゃんキモチイイ?ハァン、アァン、コワレチャ、アー、ハァハァ。




実際どうなのかわからないのに男として負けた気がした。




しかし、意に反して彼女が犯られている光景を想像してブッ立てていた。




いつもより数段堅くなっていた。




”俺は変態である”


その浮気されたことより、その事実がショックだった。




その後、俺は優を徹底的に無視する事にした。




理由は言わなかった。




やがて優はすべてを理解したのか


「○○ちゃん、ゴメンネ、ゴメンネ」と言いながら、


俺のマンションのドアの前でワンワン泣いていた。




俺も泣いた。




お互いの涙、枯れはてるまで・・・。




しかし俺は耐えた。




絶対に会わないようにした。




やがて、家族まで介入しだしたので事情を説明し、


”1年間待ってほしい”と伝えた。




この言葉には様々な意味が込められていた。




・・・やがて一年が過ぎ去った。




色々あったよ・・・ホントに。




生きるって大変だーね。




「今、優は俺の腕の中にある。




しかし、”トラウマは消えることは無いだろう”


これはネトラレの才能がある私でも言うのだから間違いないッス。




ちなみに、その時のことを想像しながら


犯ると萌えるのは妻には内緒である。

父のDV,虐待で男性恐怖症になった彼女とプラトニックLOVE【恋バナ】

俺は23歳で、まぁフツメンだと思う

付き合っている彼女の裕美は
俺とタメで、顔は可愛い方だと思うよ

それで、彼女は実は男性恐怖症なんです

裕美と出会ったのは中学生の時

当時の俺は保育園から一緒の幼馴染ことが好きだった

その日、幼馴染を学校の廊下で見かけて話かけた

その時に一緒いたのが裕美だった

幼馴染に話しかけようとしたら裕美に

「イヤッ」

といわれた

初対面の女の子にいきなり拒絶されるのは
14歳の俺にはダメージがデカかった

え?俺って嫌われてる?

って思春期の俺にとっては軽いトラウマだったw

突然のことに困惑してたら、
幼馴染から裕美が男が苦手ってことを教えられた。


その場は裕美がいたこともあって、
そのままほとんど会話もなく別れた


ちなみに幼馴染と裕美は同じクラス・同じテニス部で中2になってから
よく一緒にいるようになったらしい

俺と幼馴染は真向いの家に住んでて、
親同士の仲がいいということもあって、
昔からよく遊んでいて、
中学生になってからも、たまに一緒に帰ったりしてた。


それから2か月がたって、
裕美のことはすっかり忘れていたところに

幼馴染から

「一緒に花火に行かない?」

と誘われた

幼馴染のことが好きだった俺は当然OKして、
待ち合わせ場所に行った

待ち合わせ場所には、
幼馴染と裕美と1年のとき同じクラスだったAがいた

最初は何故このメンツ?と思い幼馴染に聞いてみた

そしたら幼馴染は夏休み直前に
Aに告白されて付き合い始めたらしい

元々裕美と行く約束をしていて

幼馴染は断れずに裕美と面識のあった俺を入れて
2:2することにしたらしい

失恋してテンションはガタ落ちだし

幼馴染とAの空気に割り込むのもできなかった

間が持たなくなって裕美に話しかけてしまっていた

さすがに面識があったおかげか

よそよそしかったけど前回みたいな反応はされなかった

正直今思えば普通聞くのはタブーだと思うが

その時裕美の男性恐怖症の原因について聞いてしまった

裕美の話だと小学2年生とき親が離婚したらしい

18歳と19歳の姉と兄は母親が

まだ小さかった裕美は父親が引き取ったらしい

小学4年生の終わりまでは
何事もなかったらしいのだが

この頃から父親は仕事でストレスを貯めていたらしく
何かと怒りやすくなっていたらしい

小学5年生の夏ごろから虐待が始まりDVな父親だったらしい

秋に母親が様子を見に来たときに
痣に気が付いき引き取られたということでした

この虐待が原因で男に対して恐怖心を持つようになったようです

この話を聞いたときは失恋したこととか吹っ飛んでた

正直偽善だと思うけど

その時裕美のことがとても可哀相で力になってあげたいと思った

夏休みというのもあって、花火大会以後は裕美と会うことはなかった

でもなんとなく気にかけてはいた

2学期に入り、俺は少しずつだけど裕美に話しかけてみるようにしていた

会話の内容は勉強のこととか部活のこととかたわいない話ばかりしていた

その後の裕美との会話で
大人の男に対する恐怖心が強く
同級生ぐらいの男なら少しは緩和されてる感じだった

実際少しはしゃべれる男子もいたらしい

中学2年が終わるころには

俺と裕美はまぁまぁ普通にしゃべれるような関係になっていた

でも他の男子とかは相変わらずだった

幼馴染も裕美の男性恐怖症が少し改善してる気がすると喜んでいた

中3になっても裕美に話しかけることは継続していた

だけど4月の終わりごろに俺にも環境の変化があった

4月の終わりごろ俺に彼女ができていた

俺にとっても人生初めての彼女

彼女との関係を良くしようと思って

裕美に対してほとんど話しかけなってしまった

俺の中学校では5月の後半に修学旅行があって

その話し合いをしているとき

同じグループになった幼馴染に裕美のことを聞かれて

最近話しかけてないことに気が付いた

この後からまた少しずつだけど裕美と話す時間を作るようにしていった

修学旅行中もそれは変わらずで、見かけたら話しかけていた

でも普通に考えてそれって彼女のいる男のすることじゃないわけで

彼女のほうも当然だけど俺の行動を良く思ってなかったみたい

修学旅行が終わって少ししたら
彼女と別れることになってしまった

彼女はあまり裕美とは面識がほとんどなく
男性恐怖症のこともよく知らなかったから
どういう関係か聞かれたりしたが
勝手に話していいこととは思わなかったので
適当にごまかしていた

俺の所為で修学旅行が悪い思い出になったのは
今でも悪いことしたと感じている

当時の裕美に対して恋愛感情が
あるかないかで言ったらなかったと思う

なんていうか妹みたいな感じかな?

まぁこの頃の関係はうまく
形容できないとりあえず恋愛感情はなかった

この後も裕美とは話をしたり

幼馴染とAを入れた4人で下校したり勉強したりと

普通の日常生活を続けていった

そして俺は共学の私立へ、
裕美は私立の女子高へ進学し、高校生になった

高校生活は割合知り合いが多くすぐ溶け込むことができた

裕美も女子高ということもあって、すぐに順応できたようだった

4月の終わりごろ、俺は裕美のことが気になったので

裕美にメールして久しぶり会ってみることにした

久々にあった裕美は男からの
ストレスがないおかげか少し明るくなっていた

多分前より会話もスムーズになってたと思う

この日から休日に裕美に会ったりする機会が増えていった。


幼馴染とAの2人を加えて遊ぶことも増えた

高2なるころには

裕美は俺とだけでなくAとも普通に話せるくらい改善していった

多分この頃から少しずつだけど裕美に対して好意を持ってた気がする

まぁまぁ順調に裕美の男性恐怖症も改善されてきてるような感じていた

そんな高2の夏休みにとある事件が起きた

俺は夏休みに予備校の夏期講習に行くことになっていた

裕美はもともと運動するのが好きで夜走ったりしているといっていた。

俺はその日も授業があり、隣町の予備校に行き

寄り道などをし、10時ごろに地元駅についた。


俺の家までの道には少し大きめの公園がある

公園は昼は子連れの親子など多いが

夜になると街灯がほとんどなく人通りもほとんどなかった

俺の家は公園を迂回するより
中を通ったほうが近道なのでいつも中を通っていた

公園を通っていると、公園の隅のほうの人影と物音に気がついた

何だろうと思って人影のほうを見てみたら裕美だと気がついた

正確にいうと裕美+1人で裕美が馬乗りにされている状態だった

光景が衝撃的すぎて最初体が動かなかった

はっと気がつたように動き出して近づいて行ったら

男もこちらに気づいたらしく、その場から逃げてしまった

何があったのか聞いたら、すぐに裕美に何があったのか聞いたら

ランニング中に後ろからついてきて、
走って逃げたけど公園で捕まったらしい

発見が早かったから触られて服脱がされそうになっただけで

まだ挿入とかはされてなかったっぽい

取りあえず裕美のこと励ましながら、裕美の母親と警察に連絡して
事情を説明して、俺は帰ることになった

正直励ましてたっていっても
何を言えばいいかわからなかった

それからしばらくは裕美とは会えなかった

何度もメールや電話をかけたけど

メールで「ごめん、今は無理」って返信が1回だけで

あとは反応がなかった

裕美のショックは表現できないレベルだけど
俺も相当ショックを受けてた

夏休みほとんど無駄に過ごしてた

夏休みが明けても裕美は学校を休んでいた

一応メールで励ましたりすることは続けていた

幼馴染にも励ましてあげるように頼んだりした

9月の終わりくらいから裕美の姉さんが
車で送り迎えをして学校に復帰したことを知った

それでも連絡は取れなかった

10月の半ばになって、
幼馴染から裕美が自転車通学に戻ったことを聞いた

俺は悩んだ末に裕美の通学の時通る道で待ってみることにした

まぁ裕美とはその日のうちに会うことができた

その時はいろいろテンパっていて、
何を話したかは覚えてないけど

俺が近づいただけでも軽く震えてたことと

メールに返信しなくごめんと謝られたことは覚えてる

事件前は普通に話したりくらいはできるようになってたのに

俺に対してもおびえたかんじになってしまったのは
スゴいショックだった

裕美の状態も状態だったので
また連絡するとだけ伝えてその日は別れることにした

帰ってから幼馴染に直接会ったことを話して、これからも励ますのを続けてくれるように頼んだ

俺もメールで励ますことを続けていった

つか今書いてて思ったけど軽くストーカーだな俺www

直接会ったことで、少し心を開いてくれたのか

メールの返信がたまにだが帰ってくるようになった

あの待ち伏せから2か月後には、幼馴染のフォローもあって

裕美と幼馴染3人で会うことになった

久々にあった裕美も前回同様俺に対して軽く震えてた

あらためて初対面の時より男性恐怖症がひどくなってしまったんだなと

実感して悲しくなった

まぁそれでも裕美は俺らの前だからか無理して笑ったりしてくれてた

とりあえず俺と幼馴染は、裕美に

またAを含めて4人で遊んだりできる様な関係になりたいことと

少しでも恐怖心がなくなるように協力したことを伝えた

裕美からは泣きながらありがとうと言われた

それからは俺と裕美と幼馴染の3人

もしくはAを入れた4人で定期的に集まることにした

ただ今回のは本当に重症で
Aのことを受けれるのもかなり時間がかかった

Aもそれなりに仲良くなっていたこともあって
相当ショック受けてた

今回の事件以後の裕美は生活面でも相当ツラかったと思う

まず人が多いところはあんまりいけないから

買い物とか電車乗ったりとかも制限されてるような状態だから

かなり不便を感じているはず

裕美と出会わなければ女性専用車両とか必要ないだろとか考えてたと思う

まぁあの車両の中に裕美みたいな人が1人でもいれば役に立ってるんだなて今は思えてる

高3になり受験勉強などもあるなかでも、
この定期的な集まりは続けていた

1年がたつ頃にはまだ少し震えがでるものの

俺とAに関しては以前のような関係に戻ることができたと思う

この頃には俺は指定校推薦が決まり

裕美は今いる女子高からエスカレーターすることが概ね決まっていた

幼馴染とAは受験するときめていたので

さすがに大学が決まっている2人が集まろうと
声をかけるわけにはいかないので

2人で集まる機会が増えてきた

あとこの頃には俺は裕美に対して明確な好意をもっていた

俺は暇なうちに教習所に通い自動車免許を取りに行っていた

3月になり幼馴染とAも大学が決まり、4人で出かけることにした

裕美のことを考慮して車をレンタルし

俺が運転で、Aが助手席、裕美と幼馴染が3列目という席順で出かけた

ちなみにプランは深夜に出発し、箱根あたりで一日遊び

深夜また出発して午前中に帰宅する予定で出発した

旅行自体はみんなそれなりに楽しむことができ

夜は幼馴染たちに気を使って2人の時間を作ったりもしていた

裕美と2人になってからはいつもみたいに話をしていたんだけど

ある程度話したところで、裕美から今までありがとう的なことを言われた

大学は家から離れたところにあり

電車で行くには男性恐怖症のこともあって厳しいので

大学から近いマンションに一人暮らしすることが決まっていた

俺や幼馴染らは実家通いなので中々会えなくなることはわかっていた

ここでかなり唐突だけど、裕美に好きだってこと伝えてしまった

俺は実家通いで大学の場所も少し離れているから

中々会えなくなることが分かっていたし

そうなる前に言わないとと思って言ってしまった

裕美はすぐに車の中に行ってしまった

もうこの時は裕美にはすぐ逃げられるし

帰り道は気まずいし、どうしようってことばかり考えてた

完全に\(^o^)/ってなってた

幼馴染たちも帰ってきて、予定通り深夜に出発することになった

車を走らせて1時間くらいで、みんな寝てしまっていた

とにかく裕美と一緒にいると気まずすぎると思い

休憩する予定だったSAをすっ飛ばしてで高速を走らせ

予定より大幅に早く地元に帰ってきた

地元に着いてAの家でAを降ろし

次に俺の家の前で幼馴染と俺の荷物をおろして

最後に駅の近くの裕美の家に向かったんだけど

この時間が会話もなく数分のはずなのに絶望的に長くて死にたくなった

裕美が降りるときも、会話がなかったし、終わったと思って

駅前のレンタリースに車を返しに行った

車を返して、チャリで家に帰っていったら、裕美がまだ自分の家の前でいた

声をかけるしか選択肢がないから、声をかけたら

いきなりあんなこというからビックリしたって言われた

どうすればいいかわからなくなって混乱したとも言われた

俺はごめんって謝ることしかできなかった

俺が謝っていると、でも嬉しかったと裕美から思いがけないことを言われた

自分のことを本気で考えて、
大切に思ってる人がいるってわかったと言ってくれた

これからもかなり迷惑かけると思うけど
もしいいなら付き合ってほしいと告白された

っていう感じのやり取りがあって俺は裕美と付き合えることになった

幼馴染たちにもすぐに報告し、祝福された

そして大学生になってからも、4人で時間を作るようにしていった

俺は裕美と付き合う上で自分で3つのことを決めた

1つ目はこのまま裕美の男性恐怖症の改善を手伝うこと

2つ目は俺から無理に肉体関係を求めないこと

3つ目は当たり前だけど絶対裏切らないこと

これだけは絶対守ると決めて今でも守ってる

まぁでも付き合ったといっても裕美との関係はほとんど進展しなかった

自分で決めたことだけど、大学生の恋愛で2年以上プラトニック貫いた

裕美の家に泊まることがあってもそういう感情出さないように努力してた

デートとかも基本的に人が多いとダメだから

映画とか娯楽施設とかも行けないしで

ツマネェと思うことも正直多かった

基本的に喧嘩とかはしないけど
1度だけマジ切れしたときがあった

それは付き合ってもうすぐ2年になるって時だけど

その日は昼から2人で遊んでたわけだけど
会った時から妙にそわそわしていた

少し気になったけどスルーして遊んでいたら

多分初めてだと思うけど裕美のほうから泊まっていかないかと誘われた

裕美の家についてからもまだそわそわしてるから

そわそわしてるけどなんかあったの?て聞いてみた

そしたら

大学の友達に俺とのこと話したら

プラトニックな関係のこととか色々ツッコまれたらしく

それを気にして誘ってきたぽかった

なんかそれ聞いて

人に言われてセックスすんのかよってのと

裕美が信頼してくれるまで待つっていうのを
決めてたのがバカらしくなって
めっちゃキレてしまった

そのまま裕美の家飛び出して少ししたら頭が冷えて裕美の家に戻った

頭が冷えてよく考えれば危機一髪
裕美が俺を誘うのって

人生でベスト3に入るぐらい勇気いることだって気づいたしね

とにかく帰ってすぐ裕美には頭を下げた

裕美のほうも俺に謝ってすぐに和解することができた

とりあえず裕美には周りの言葉に流されてこういうことをしないでほしいことと

本気で俺でいいと思えたら伝えてほしいってことを伝えた

裕美も了承してくれた

その日は裕美の家に泊まってたけど結局しなかった

次の日若干後悔したけど、間違ってない考えて我慢した

でもこの事がきっかけで裕美とは一気に距離が縮まったと思う

これから2か月後ぐらいに裕美のほうから思いを伝えられ

初めて裕美とすることになった

シチュとしては

裕美の家でやりました

ぶっちゃけ俺も中3の時以来彼女いなかったわけだし

裕美はずっとこんな感じだから

お互い初めてだったわけで中々うまくいかなかったです

裕美がいくら俺を信じていてくれても

体の震えとかは無意識にでちゃっているから

震えが止まって落ち着くまでずっと抱きしめてた

この震えは今でも少し出る

トラウマがあまりにも強すぎる

それでも裕美は俺のこと信頼してくれてるのは感じてるから

できるかぎり答えられるようにしてる

まぁこんな感じで初めての夜を過ごしました

まぁあとは結婚までは特に話はないんだけど

今後の経過を簡単に話すと

俺は大学在学中からおこなっていたバイトからそのまま正社員になりました

裕美は保育士の資格を取り、現在保育士として働いてます

幼馴染とAとは今でもかなりの頻度で交流しています

幼馴染は銀行で働いていて、Aは出版社に入社しました

Aが働いてる会社の本を読んだことがある人も結構いるはず

幼馴染とAは結婚もしました

今回結婚を決めたのも2人に感化されてです

裕美の男性恐怖症はまだまだ問題点もあります

俺の親に裕美のことを紹介する時も少し話しただけで
親父にはひっこんでもらいました

裕美も親父に関しては努力すると言っていた

親父も長生きするから
ガンガン会いに来てくれと言ってました

あとまだ人ごみと狭い空間に
男がいっぱいいるとかはダメだね

こればかりは時間をかけて、
一緒に克服するつもりです

それでつい最近裕美にプロポーズしました

先日幼馴染たちにも報告しました

めっちゃ祝福されました

あとこの時に裕美と出会った当時、
幼馴染が好きだったことも暴露しました

どんな顔するかと思ったら

幼馴染にAがいなければ考えたかもとか
ドヤ顔で惚気られました

まぁ結婚を決めるまでの馴れ初めはこんな感じです