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接骨院の鬼畜先生に性感マッサージで嫁を寝取られた。今では妻は先生の愛人です

産後に妻が腰が痛いというので、
出産の時にお世話になった産婦人科に行く事にしました。

産科の先生曰く、特に珍しい話では無いそうで
育児の疲れが弱った体調に拍車を掛けているのではとの事。

心配ならば、一度専門医を紹介すると申し出て下さったのですが、
妻も医者に相談して少し安心したのでしょう。

とりあえず東洋医学で痛みだけ取ろうかと思ったらしいです。

妻に相談された私は、
知人からマッサージのうまい人を紹介してもらったのです。

妻は今年27歳になる二人の子持ちの専業主婦

私が言うのもなんですが、二人の子供を出産した後も
若々しくけっこう可愛いと思います。

顔は普通ですが色白もち肌で、
いかにも触りたくなる様なムッチリした可愛さといえばいいでしょうか?

二人の子供は人工乳で育てたのでおっぱいも垂れておらず、
硬からず柔らかすぎず、ちょうどいいモミ心地です。

お尻も結婚前はちょっと貧弱かなと思っていたのですが、
今は程よく肉が乗り人妻らしくむっちりしてきまた。

妻の為に接骨院を紹介してくれたのは
夫婦の共通の知合いの女性で
妻の昔の職場の先輩でした。

ただ話をする時、彼女が気になる事を言ってました。

妙に色っぽい、ねっとりした目で妻の身体を見詰めながら、

「ただね~あの先生はマッサージはうまいけど、手も早くって。
旦那さんも気をつけた方がいいよ。
奥さんなんか多分、先生のタイプだからねぇ。
気にいったら早速性感マッサージをして患者をものにするそうよ。
旦那さんにとっちゃ鬼畜、極悪な先生だからね」

この話を聞かされてる時、妻は真っ赤になってました

恐いのでどうしても付いてきて欲しいという妻に付き添い、
その日小一時間ほどドライブして
目的の鍼灸院に連れていきました。

けっこうきれいな建物です。

きっとはやっているのでしょう。

先客があり、妻と待合室で待ってました

妻はやはり少し不安そうです。

私も東洋医学のマッサージと言えば、
たけし軍団がテレビで受けているものしか知りません。

効くのかもしれないが、
すごく痛いのではと妻共々心配でした。

やがて先客が出てきて、
しばらくして妻が呼ばれました。

先生はいきなり素っ気無い口調で妻に「服を脱いで。」と告げます。

妻も恥かしそうにしながらワンピースを脱ぎました。

「それも脱いで。」と先生は
シミーズ姿の妻をいやらしい目で見ながら促します。

妻が助けを求める様に私を見つめます。

妻の視線を追うようにして先生がこちらを見ました。

まるで私を値踏みする様にじっとみた後、
自らの手でシミーズを脱がせて
妻をブラとパンティーだけにしてしまいました。

「下着も脱ぐんですか?」との妻の問いかけに、

「いえ。まだ結構です。
後で腰のあたりをマッサージする時に少しずらします。」

とまるで何でも無い事かの様に言われて
妻の目も丸くなってます。

先生の手が妻の腰にあてられ、
「ではうつ伏せに寝てください。」といいました。

妻は言われるままに下着姿で診療台に寝ます。

その間、妻を支えるふりをして
先生の手のひらが妻のお尻を撫でたのを私は見逃しませんでした

気が散るからとの理由で診察室のドアが閉められます。

ストッパーを外されたドアはゆっくりと閉まりました。

私が最後に見た時、
なぜか先生は妻のブラのホックを外している所でした。

私はこの状況になぜかすごく興奮してました。

今、妻が閉ざされた空間の中でパンティー一枚で寝そべって、
白いもち肌を初対面の男にさらしている。

その男は50過ぎの精悍な男で、
色黒な肌が精力を感じさせます。

そんな男が今、
診察にかこつけ妻の肌に手のひらを滑らせているのかと思うと・・・

思わず全身を耳にして中の様子を覗います。

実に遮音性のいい分厚い扉で、何も聞こえないのですが、
ときどき妻の「痛い。」とか「ああ。」とかいった声が漏れ聞こえます。

きっと例の良く効くマッサージを受けているのでしょう。

私は気が気でありません。先ほどの先生の言葉が頭の中で響きます。

(後でパンティーをずらすって?
いったいどこまでずらすのだろうか。腰の下まで?

まさか尾低骨をマッサージするふりをして、
太ももまで下げるんじゃないか?)

今、この瞬間にも先生の手により
妻のパンティーが太ももまで引きずり降ろされ、
先生が妻のオマンコをお尻の谷間越しに覗き込みながら
腰をマッサージしてるかもしれないのです。

2,30分ほどでしょうか?妻の「うっ。」とか「ああっ。」と言った
気持ち良さそうな声が漏れ聞こえてきましたが、
ただそれがだんだんと静かになっていくのです。

たまに漏れ聞こえる声にも
心なしか甘い響きが含まれている気がして。

つい先日、妻の先輩の漏らした言葉が気になります。

(もしかすると、妻は先生に性感マッサージを施されているのではないか?)

いったいあのドアの向こうで妻は何をされているのか?

「オイル・マッサージをしましょう。」はっきりと先生の声が聞こえました。

しばらくしてぴちゃぴちゃとした音が響く様になりました。

すごく嫌な予感がします。妻は肌への愛撫に弱いのです。

(先生はオイルで滑りの良くなった妻の肌に
触れるか触れないかくらいの微妙なタッチで
全身を愛撫しているのではないか?
妻は先生の指先に感じて、
ひくひくと身体をくねらせているのかも。)

と想像しました。妙に静まり返った室
内の様子が却って不信です。

突然、「ひっ。」と妻の声が中からしました。

今から思えばきっとこの時パンティーをずらして先生の指先が、
直接妻のオマンコに触れたのでしょうか。

秘めやかな湿った音がこだましてます。

良く耳をすますと、
何かタオルの様なもので声を押し殺した
妻の荒い鼻息だけがきこえました。

私のチンポもかって無いほど硬直してました。

くぐもった妻のうめき声がなまめかしいです。

(多分、このドアの向こう側では先生の指先が
いやらしく妻の全身を這い回り、乳首やクリトリスを集中攻撃している。

妻も快感に肌を薄くピンク色に
染めてされるがままになっているのかも。)

そう思うとたまりません。

私しか知らなかった揉みこたえのある乳房を先生も楽しみ、
指先にからみつくオマンコの襞の感触を味わっているのだろうか。

妻が診察台の上で痙攣しながら動いているのでしょうか。

時々ばたん何かが跳ねる音がします。

ぴちっ。何かゴムが肌にあたった音がしました。

やがて衣擦れの音がします。私の頭は混乱してます。

妻がパンティーを脱がされている。

気配からすると妻も嫌がらずに先生に協力している様です。

きっと全裸にされた妻はしどけなく足を開いて、
おめこ汁を垂れ流すオマンコをさらけ出しているのでしょう。

カチャカチャと何か金属音がしました。

先生がズボンを脱いでいるのか。

私の口の中はからからになり、
診察室から漏れ聞こえる音を聞き逃すまいと勤めました。

(いやもしかすると、
何か金属製のマッサージ機を取り出しただけかもしれない。)

と言い聞かせるのですがとてもそうは思えません。

妻の状態が気になります。

きっと妻はうつ伏せのまま、
足を大きく広げてじくじくに濡れたオマンコを先生にさらし、
なまめかしい目つきで先生のチンポを見つめているのだろう。

もしかすると何度も絶頂の寸前まで愛撫され、
ただ最後の一撫でだけをお預けくわされ、
誰でもいいから早くチンポでオマンコを蓋をしてといった気分なのか。

今の妻は先生が何をしても受け入れる状態なのでしょう。

ぎしっと診察台がしなる音がします。先生が妻に乗りかかる所か。

今ごろぱくぱくと口を開く妻のオマンコに
先生のチンポの先が押し付けられているのだろうか。

「うっ。あっ。」とくぐもった妻の声がします。

多分タオルでさるぐつわをされて
声を漏らさない様にされているのでしょう。

(とうとう妻のオマンコに先生のチンポが挿入された。)

「はあ~ん。」二人の熱い吐息が溢れます。

やがて診察台がぎしぎしときしむ音が聞こえてきました。

室内からピチャピチャと水音が響いてます。

うつ伏せに寝る妻の背後から先生がのしかかり、
チンポを出し入れしているのでしょうか。

妻のオマンコは名器だと思います。

特に出産してからは
ねっとりとしたやわらかな襞がチンポ全体を包み込み、
ざらざらした天井が亀頭の先端を刺激します。

深く挿入したチンポにまとわり付き吸い付きながら
きゅっと締り精液を絞り取ります。

そんな妻のオマンコを先生はチンポで味わっている。

(一度味わうとたまらなくなって、
これから何度も妻を呼び出してはセックスを要求するのだろうか。
妻も今日の快楽に溺れ、
乞われるがままに先生にホテルへ連れ込まれ
チンポをオマンコに迎え入れ先生の都合のいい精液絞出し用の
浮気オマンコ妻にされるのだろうか。)

多分先生は妻の胸を両手で揉みながら、
ぐいぐいとチンポを妻のオマンコに出し入れしているのでしょう

。妻のやわらかなオマンコの襞と先生の硬いチンポが直接触れ合って、
ぬるぬるとした粘液にまみれながらこすり付け合っているのでしょう。

「うっ。」先生の声が急にしました。

とうとう妻のオマンコの締め付けに
耐え切れずに射精しているのでしょう。

その時、「あぁんあっあ」と妻の声が大きく響きました。

これこそ妻と先生が男と女の最後の一線を超えた証拠です。

お互いの生殖器官の神経を目いっぱい使って
快楽をむさぼりあっている声です。

とうとう妻はタオルを咥えて声を殺すのも忘れて
セックスの快楽にもだえているのです。

ひときわ大きくがたん、
がたんと診察台の足が動いた音がしました。

先生は快感を感じるたびに締め付け
精液を絞り取る妻のオマンコの具合に酔いしれているのでしょう

。妻も自分のオマンコの中で
先生のチンポの先から精液が吹き出すたびに、
ぐいっとオマンコの口をチンポの根元が強ばって広げるのを感じている。

多分妻はオマンコの中で精液を出しながら
暴れる先生のチンポを感じ取り、絶頂に至ったのでしょう。

しばらく静かになり、
ちゅっとキスをする音が聞こえます。

まだ先生のチンポが妻のオマンコに挿入されたままでしょう。

先生は天にも昇る心地に違いありません。

となりの部屋に旦那が待っているのに、
人妻を性感マッサージでその気にさせモノにした。

手で顔を振り向かせると、
清純そうで貞淑な感じの人妻が恥かしそうに舌を絡めて来る。

下では妻のオマンコが快感の余韻で
断続的になえかけたチンポを締め付けるている。

妻の胸を揉みながら深い口付けを交わしている先生のチンポを伝って、
二人の精液と愛液の混ざったものが、
結合部から溢れ出しているのでしょう。

やがて二人が長いキスを終えて、
又マッサージに戻った様です。

さっきと比べて妻も先生と打ち解けて世間話を交わしています。

ただその声の中に、
身体を許した相手にしか含まれないであろう媚び、と親近感を感じます。

その内に私の話になり、
妻は先生に私がマッサージを学びたがっていると言いました。

人妻を寝取った男の余裕でしょうか。

急にドアが開いて先生が私を招き入れてくれました。

妻は今日下ろしたてのすみれ色のパンティーを履いていました。

その真新しいパンティーが
完全に脱がされて床に落ちてます。

その上妻の全身がオイルにまみれ、
ぬめぬめと光っていました。

もしかするとセックスをした時の汗も交じっていたかもしれません。

男との激しいセックスを終えて、
ピンク色に上気した肌がなまめかしいです。

妻はこちらを振り向きません。

私の顔を見るのが恥かしかったのでしょうか。

しどけなく体を伸ばしてます。

妻のお尻が何かに押しつぶされた様に平べったくなり充血し、
未だ足を広げたままです。

多分この体勢で先生のチンポを挿入されていたのでしょう。

そして妻のオマンコはオイルでは
無い何かべっとりした液体で濡れています。

部屋の中は妻が興奮した時に、
オマンコから出る匂いで充満してます。

そんな今日初対面の男に犯されたばかりの妻が実に色っぽく感じました。

先生が私に腰のマッサージを教えます。

そしてにやりと笑って、妻のお尻の肉を揉みました。

手の動きにより妻のお尻の穴と、
オマンコがぱくぱくと口を開きます。

先生は私の事を気にもかけず、
妻のオマンコを覗き込んでます。

びちゅ、びちゅと音がしました。

妻のオマンコから白っぽい液が
先生の手の動きに押し出される様に溢れ出します。

妻が足を閉じようとすると
先生の手が押し止め更に大きく開かせます。

妻は緊張したまま私と先生の前で
少しずつ大股開きにされていきました。

そして先生が妻の手を取り、
彼女のオマンコの両側にあてがわせます。

自分の手でオマンコを広げさせようと
先生が無言で妻の手を動かし押しとどめます。

妻はお尻の方から手を回し、
喘ぎ声をたてながら射精を受けたばかりのオマンコの奥まで開いてみせます。

そこは真っ赤に色づきびらびらが
いくぶん充血して肥大した様です。

中のオマンコの壁に白っぽい粘液が、
たっぷり付着してます。

先生は特別なツボを教えて下さると言って
妻の腰のある点を指圧しました。

押されるたびに妻のオマンコがひくひくと蠢き、
中からとろとろと先生の精液が押し出されて溢れ出します。

「ここを押すとオマンコの中が痙攣してチンポに絡み付いてくるんだ。
俺も味わったけど最高だよ。今度試してみな。」と言います。

味わったとはさっきこのツボを刺激しながら
妻のオマンコに挿入してたという事でしょうか?

先生は私の疑問を解くように、
妻に跨ったままさりげなく白衣のボタンをはずします。

べろんと下から妻の愛液でべとべとになった
先生のチンポが飛び出しました。

それは萎えているのに15センチはあり、
多分勃起状態ならば20センチに達するでしょう。

先生は自分でチンポをしごきながら
私を見てにやにやします。

こんなのを受け入れた妻はもう
私のチンポでは満足できなくなったに違いありません。

もう先生の女にされた証拠に
自分から私に先生の精液を垂らすオマンコを開いて見せます。

いつもの妻ならばきっと異常に恥かしがる状況です。

ましてや今、夫の目の前で初対面の男に中
出しセックスをされた証拠を見せているのです。

又診察室から出されました。

部屋を出る時ふと予感がして振り向くと
先生の手のひらが妻のお尻を撫でており、
すっと妻のオマンコに指先が伸びたと同時に
先生は妻に何かをささやいていました。

妻はいたずらっぽくクスクスと笑っていました。

きっと先生は妻に

「君のここが何で濡れているのか
旦那さんは気が付いたかな。」とか、

「奥さんのここ、すごくきつかったけど、
俺のは旦那のより大きかった。」とか聞いていたのでしょうか。

2時間半ほどして治療が終わり妻と家に帰りました。

車の中で妻は言葉少なく、
どんなマッサージをされたのか、
オマンコが濡れていたけどそこも触られたのか、
性感マッサージを受けた後先生にセックスされたのか、
という私の問いに答えません。

私に紅潮したままの頬を見せてずっと
窓の外を見ています。

きっと自分の浮気に対する申し訳なさと、
反面その快感の素晴らしさが心の中でせめぎあっていたのでしょう。

なぜか妻は服の下にブラをつけておらず、
固くしこった乳首が服地を突き上げていました。

実はあの後、私が部屋から出た後で
もう一回先生とセックスしたのではないだろうか。

今度は正常位で診察台に寝た妻が
自ら足を大きく開いて両手でオマンコを開きます。

股間から溢れた精液がほどよい潤滑液になり
オマンコに入ったのでしょう。

妻は声を立てぬ様にタオルを食い締め、
背中に手を回し、腰に自分の足を絡み付かせて、
くいくいと腰を上下に動かしていたのでしょう。

先生は妻の乳頭を口に含み、なめ、かみ、しゃぶりながら
妻のオマンコにチンポを出し入れしたのでしょうか。

妻はつい先ほど自分を恍惚に導いてくれた大好きな先生のために、
せいいっぱい自らオマンコを締め付け、
チンポから精液を絞り出したのでしょう。

妻はその日二度目の先生の射精を
オマンコいっぱいに受け止めたのだろうか。

終わった後も先生のチンポをオマンコに挿入されたまま、

セックスの余韻にひたりひそひそ話しを続けていたのでしょう。

そして、診察時間が切れるまでそのまま先生に抱かれており、
部屋を出る寸前にやっと先生のチンポが抜かれ身繕いしたのではないか。

外の風景を見ている様でいて実はオマンコから少しずつ
パンティーに溢れ出す先生の精液を感じ、
先ほどのセックスを思い出していたのかもしれない。

きっと妻のオマンコは私のチンポの何倍もあるでかぶつに伸ばされ、
先生のチンポの型が付きぽっかり大きく開いたままだったのではないでしょうか。

帰宅後、すぐに妻を押し倒しずぶぬれの
精液くさいパンティーを脱がせました。

「やっぱりやられちゃったのか。どうだ、良かったのか。」

と聞くと、妻はすねた様に、

「だってあなたが助けてくれないから。犯されちゃった。」

と、すなおに認めます。

「またやらせるんだろ。」と聞くと、
「分からない。」との事。

すぐに挿入してみたのですが、
もはや私の租ちんでは感じないのか

いかにもお義理のセックスです。そ

れなりには締め付けてくるのですが、
いつもよりゆるい感じで、ぬるぬる、ふわふわのオマンコでした。

予想通りというかなるべくしてなったのか、
今では妻は完全にあの鬼畜先生の愛人になっており、
定期的に抱かれてます。

妻の帰宅後、その日のセックスを聞くのが私の楽しみです。

一応人妻ですので先生が中出しできる様にリ
ングを入れたと聞きました。

今、妻は先生からオマンコを締め付ける訓練を
受けており最近では私の小チンポもしっかりと絞れる様になってきました。

次はお尻の穴を拡張すると先日宣言されたそうで、
そうなると先生のチンポに比べてはるかに
小さい私のものが先に妻のアナル処女を
頂けるのではないかと今から楽しみです。


高校時代から付き合っている彼女が大学デビューしてヤリマンビッチの糞女になってしまった

俺は高校受験の時に、、
中学から大学まであるエスカレーター式の大学附属高校に
受験して、無事合格した。

で、俺の通った高校は付属高校に珍しk
男女共学の付属高校。

俺のクラスは大半が中学から上がって来た
内部生ばかりだったので、
受験入学組の何人かは新学期から何となく浮いていた。

その中に、色白でやや太めだが、後ちょい頑張れば美少女って感じの女子がいて、
俺は一目惚れ、二学期が始まる頃には付き合うようになった。

意外とスンナリと付き合えたのは、
後で思うと彼女は俺の事を
まんざらでもないと考えていたとは思うが、
寂しさもあったのかもしれない。

部活に入っていない俺達は、
放課後毎日お互いの家で遊んだり勉強したりしていた。

処女と童貞が始めて結ばれたのは、その年の秋だった。

それからは毎日毎日、
本当に猿のようにセックスばかりしていた。

高3になっても、大学受験とは無縁の俺達は毎日、
多い時では一日二回なんて事もあった。

ゴム買うお金が大変で、その為にお互いバイトしたり、
時には外出しでやったりと…
まあ、そこそこ有名な付属高校通っていた男子生徒なら
経験した事があろう堕落した高校生活を過ごしていた。

ただ、三年になった時から少し状況が変わったのは、
彼女(面倒なので圭子、俺は和重にする)が
もて始めたという事。

元々ロシア係の血が
入っていたのもあり顔立ちは良かったのだが、
二年近くほぼ毎日セックスする事によって圭子の身体は細く、
出るとこは出て引っ込むところは引っ込む、
みたいなスタイル抜群になって美少女になっていった。


毎日一緒の俺としてはその変化に
あまり気が付かなかったけど…

でも身持ちの硬い圭子は
他の男に一切目も触れず、俺だけを見てくれていた。

そして大学進学時、
お互い第一志望の同じ学部に進学する事になり、
新しい生活が始まった。

大学になると、
今度は下から上がって来る奴よりも
断然大学受験組が多くなり、
俺達の周りは初めて見る面々ばかりだった。

そして、俺達の歯車が狂い始め

あいつの存在によって。

俺は体育系のサークル、
圭子は文科系のサークルに入部する事になった。

大学生となると、授業やサークル、
コンパやバイト等でかなり忙しくなり、
自然と圭子と会う時間も少なくなっていった。

しかし、それでも週に三回は会ってする事はしていたので、
俺は圭子との関係は今まで通り良好で、
このまま行くと結婚するのかな…とまで考えていた。

七月も終わりに差しかかった時だったと思う。

丁度今くらいの季節だった。

大学進学以来、お互い忙しくて
なかなかゆっくり過ごせなかった俺達は、
一ヶ月も前から連休を利用した旅行を計画していた。

なのに、三日前にドタキャンされてしまった。

勿論そんな事は始めてだ。

寧ろ、俺との時間は他をキャンセルしてまで
取ってくれるのが当たり前だった。

高校生の頃までは。

圭子に理由を聞いても、家の事情、としか言わない。

自宅を敢えて出て中目黒で一人暮らしを始めた圭子。

そのせいで親とうまくいってないのか、
等真面目に心配していた当時の俺…

ただ、理由を言っている時の圭子の眼差しは、
何となく挙動不審だったのはよく覚えている。

何故なら、それまで圭子は
俺に対して全面的な信頼を置いていた為だと思うが、
一切曇りの無い、真っ直ぐな瞳で
俺をいつも見つめていてくれていたからだ。

だから、あんな他人行儀の眼差しは今でも忘れられない。

連休に何があったのかは知らなかったが、
翌週から明らかに圭子の態度が変わった。

週三で会っていたのが週二、週一と、どんどん減って行った。

しかし、俺にとってもっと耐えがたかったのは、
外で俺と会っている間、圭子はずっと落ち着かない様子だった事だ。

常に誰かの視線を気にしている様な感じ…

部屋に上がる機会もどんどん減っていった。

部屋もだめ、外もだめ

一ヶ月に一度しか会っていない事に気付いた時には、
圭子は他の誰かの事を好きになったのかもしれない、
と考える様になった。

でも、臆病な俺はそれを認めたくなく、
平静を装い続けた。

今思うと、誰の為にそんな事をしていたのか…

時間の無駄だと分かるのだが。

そして1~2ヶ月経過した残暑がまだ厳しい季節だったと思う。

相変わらず俺は躊躇しながら意味なく時間を浪費していた時だ。

たいした親しくも無い圭子のクラスの同級生にこう言われた。

「圭子ちゃんと忠夫、いい感じだよ。
美男美女というか。お前、頑張れよ」

多分、こいつ的には俺を励ましたつもりだろう。

でもこれで認めざるを得なくなった。

圭子には想いを寄せる男がいる事を。

それでも尚グズグズしている俺に決定的な事があった。

圭子にはぐらかされる事が多くなった俺は、
何を好んでか野郎達三人と、屋内型のプールに行ったのだ。

野郎の一人が水泳部で、
いろいろ試したい事があるやらなんやらで…
理由詳細はスレチなんで省きます。

そこでバッタリと圭子に会ってしまった。

正確には、圭子は連れの男と一緒、
二人は話に夢中で、スレ違う俺の存在には全く気付いていなかった。

二年ぶりに見る水着の圭子は白っぽいビキニで、
大きな胸がはみ出るような比較的小さなものだった。

細い腰に、やらしく張り出したお尻を隠す程度のパンツ、
真っ直ぐに伸びる長い脚、所謂抜群のプロポーションだった。

男連中が振り返るのも無理は無いと思えた…

最近はご無沙汰だが、
こないだまであんなイイ身体を抱いていたのかと思うと、
優越感とも敗北感とも言えない妙な気分だった。

ただ、隣にいたタダオも背が高く、胸筋が発達した、
それこそ外人モデルのような体つきをしており、
このカップルは明らかに他と違うオーラのようなものがあったと思う。

170センチ少々でスポーツしてる割りにはそれ程筋肉質でない俺は、
そんな二人に声をかけるどころか、
その後鉢合わせにならないようにコソコソしてしまった。

圭子の彼氏は俺なのに

我ながら情けない…

タダオとは四月に一度話した事があるが、
彼は北海道から出て来ており、一浪して入学、
だから俺達より一歳年上になる。

物腰の柔らかい爽やかな、正に好青年だった。

つまり、非の打ち所がない無い奴だった。

だから俺は水着で仲良く歩く二人を見ても、
タダオの事を憎い、とは思えなかった。

男としては情けない話だが。

自宅に戻ってから、
自分自身への苛立ちやら嫉妬心で気が変になりそうだった。

いい加減、自分の情けなさに腹が立ち、
俺はどうしても白黒はっきりつけたくなった。

玉砕覚悟のこの思いは、
今思うと自己暗示にかけて現実逃避しようとしていたのかもしれない。

俺はそれから間もなくの日曜日、
圭子の部屋で話がしたいと言ったのだが、
案の定というか、断られた。

サークルの件で大学に行かなければならないと言う。

ならば大学で少しだけ時間をくれと迫ったが頑なに拒否された。

俺は暫く考えたが、
この時ばかりはあとにひけず、大学まで行く事にした。

でも…その日大学はアナリストだかTOEICだかの試験で、
関係者以外一切立ち入りできなかった…

圭子は俺に嘘を付いたのだ。

今まで何度もズラされたりしたが、この時は本当にショックだった。

認めたくない事実を認めざるを得なかった。

俺はフラフラと圭子の自宅へ向かった。

居るはずもないのに。

そして中目黒の改札を出ようとしたところで
圭子の友人の葉月が改札に入ってきた。

彼女は太一という男と一緒だった。

太一は中学から上がって来たいけすかない奴で、
女ばかりを追いかけてるような馬鹿男だった。

でも、そこそこイケメンなので女受けは良い…

俺は当然大っ嫌いだけど。

葉月は俺を見つけるとギョッとした顔をした。

太一は面倒くさそうに上から見下ろす様に俺を見た。

「あ…和重君、どこ行くの?」

明らかに動揺する葉月だったが、
それよりも太一の憮然とした態度がムカついた。

「ああ、圭子の家だよ」

「圭子、居ないよ。」

「えっ?…あぁ、そうか」

何となくこの二人と関わりたくなかった俺は
そのまま改札を出ようとしたが、葉月が何を思ったのか、
俺の腕を掴んで離そうとしなかった。

「なに?葉月ちゃん、痛いよ」

「圭子いないってば」

「分かったって。とにかく皆の迷惑だから離してよ」

この時点で何かおかしいと気付いた。

俺は葉月が腕を離した瞬間、改札を出た。

すると葉月は慌てて太一に何かをけしかけるように言うと、
太一は身を大きく乗り出して
俺の胸ぐらを掴んだ。

殆ど話した事のない男にいきなり胸を掴まれ、
俺はかなり頭にきた。

「なんだよ、離せよ」

「お前、葉月が行くなって言ってんだから行くんじゃねえよ」

「なんでお前に言われなきゃなんないんだよ、離せ」

それでも離さずに、
改札機の上から強引に引き寄せようとする太一に俺は逆上し、
奴の胸ぐらを掴み返して大声をあげたところで
駅員二人に制止された。

駅員が制止してくれなければ、
この時の俺は確実に太一を殴っていたと思う。

二人の態度に頭にきたというのもあるが、
圭子に対する苛立ちの方が大きかったと思う。

あっという間に人だかりができ、
その輪の中で動揺する二人を見ながら俺は駅を後にした。

二人の態度から何となく胸騒ぎを感じていた俺は
急ぎ足で圭子の家に向かった。

アパートの三階の圭子の部屋の前に立ったが、
窓の中は真っ暗で人気はなかった。

やっぱり居ないのか…何となく拍子抜けした俺は、
何気にドアノブに手をかけて回してみた。

すると鍵が掛かっておらず、ドアは開いてしまった。

家に居る時でさえ必ず鍵をかけるはずなのに…

俺はゆっくりとドアを開けた。

そして、すぐにその理由が分かってしまった。

最後にドアを閉めたのは圭子ではない。

28cmくらいはありそうな、大きなスニーカーの持ち主の男だった。

「やっぱりそういう事か…」

今まで認めたくなかった事が、
次々に事実として表面化してくる。

圭子の部屋の構造はよく知っている。

俺はゆっくり身を屈めながらリビングの隣の六畳間を
覗こうとしたその時、圭子の携帯の音が鳴り始めた。

俺は心臓が止まるかと思ったが、
圭子は全く電話に出ようとせず、放ったらかし。

本当は誰も居ないのか?、と思い、
薄暗い部屋の奥が見えるところまで入った時、
視界の先のベッドの上で圭子の姿が見えてしまった。

一見、圭子が一人で裸でうつ伏せになっているように見えたのだが、
目を凝らしてみると、圭子の下に男が寝ているのが分かった。

薄暗い部屋の中では浅黒く日焼けした男の体が
回りと同化しているように見えただけだった。

一瞬、軽いパニック状態になり、
何が起きているのか理解出来なかったが、
ゆっくりと前後に頭を振る圭子を見て、すぐに状況を理解した。

二人は69をしている最中だ

俺は瞬間、目を逸らし後ろを向いた。

大好きな彼女が、
床に無造作に転がる鳴り響く携帯には目もくれず、
他の男を一心不乱にフェラしている姿を見て、
現実感が無いと言うか…

馬鹿見たいな話だが、頬をつねったりしていた。

しかし微かに聞こえる圭子のくぐもった喘ぎ声…
現実のものであると理解するには充分過ぎた。

俺は飛び出して男をぶん殴るべきか、
いや、不法侵入で訴えられないだろうか、
それよりも圭子が傷つくのでは?

いや、浮気した圭子も殴ってやろうか…

一生懸命冷静さを保とうとすればする程混乱していた。

そうこうしていると、男のボソボソとした低い声が聞こえ、
ベッドが大きく軋む音がした。

俺は見つかるかも、と思ったが、足がすくんで動けない…

次の瞬間、「あ、あんっ!だめっ…」

という大きな圭子の声が聞こえ、
次第にリズミカルな肉のぶつかり合う音が聞こえ始めた。

再びそっちの方をゆっくり覗いてみると、
圭子はバックで男に責められていた。

目を凝らして男の顔を見てみると…

男はやはりタダオだった

圭子は頭をベッドに突っ伏して
お尻を高々と突き出す様な形でタダオに突かれていた。

角度的にはタダオに見つかる可能性もあった為、
俺は目を伏せがちにしていた。

また圭子の携帯が鳴っていたが、
圭子は喘ぐばかりで、完全に携帯の存在は無視している。

そして、「もうだめ…お願い、ねぇ、お願い…」

という圭子の声がしたので、
チラっと覗いてみると体勢を変えようとしているところだった。

圭子の膣からタダオのあそこが引き抜かれた時、
バチンと音がしそうな程、
真上を向くこん棒のようなベニスが見えた。

暗がりの中でそそり立つあそこは、
体格に比例して大きかったと思う。

仰向けになる圭子に、
あそこを下向きに押さえ付けながら挿入していくところまでが見えた。

タダオは圭子の両胸を揉みながら、
一生懸命ピストンさせていた。

暗がりの中でも、はっきりと腹筋が割れているのが見え、
全身に力が入っているのか胸筋も丸く盛り上がっていた。

タダオの動きは滑らかで、
全身を弓の様にしならせるようにしながら出し入れしていた。

間もなく目にも止まらない位の早さでピストンしたかと思うと、
圭子の「んはっ、イクッ、イクイクッ!」

と言う声が聞こえ、
タダオは圭子の上にグッタリと覆いかぶさっていった。

圭子は俺が今まで聞いた事もない様な声をあげていた。

二人は繋がったまま、
唇を貪る様にキスをしていた。

俺はゆっくり部屋を出た。
さっきまで太陽が出ていたのに、外は土砂降り。

その後どうやって家に戻ったのか、正直覚えていない。

頭が真っ白、本当に何も考えられなかった。

しかし、その日の夜になって届いた圭子からのメールで
一気に現実世界に戻ることができた。

圭子の方からメールしてくるなんて、最近では珍しい。

俺はすぐリメールする気になれず、暫く放っておいた。

圭子からのメールが三通届いたところで
やっとリメールした。

圭子からのメールは、「今何してるの?」だの
「今日の雨凄かったね」だの、他愛のないものだった。

俺達、そんなくだらない内容でメールやり取りする程、
仲良かったっけ?なんてひねくれた事を思いながら…

確か「そうだな」の一言だけ返したと思う。

圭子からのリメールはすぐだった。

「今日何してたの?」

「別に」

俺はイエスかノー、別に、と言う言葉で殆どを対応した。
暫く間をおいてから圭子からメールが入った。

「今日、私の部屋に来てくれたりなんかした?」

俺はこれでピンと来た。

駅での葉月の抵抗、頻繁に鳴っていた圭子の携帯

つまり、あの日四人は
中目黒の圭子の部屋で集まっていたんだろうと。

タダオを置いて葉月と太一が帰ろうとしたら
バッタリ駅で俺と会ってしまったと。

それで一刻も早く圭子に知らせる為に、
葉月は何度も圭子の携帯に連絡を入れたと。

タダオとのセックスがひと段落してから葉月に連絡し、
俺が圭子の部屋に向かったかもしれないという話を聞いたと…

それで事実確認の為、
自分からはしたくもないメールを俺にしたという事。

俺は飛んだピエロだ。

葉月や太一は俺と圭子が付き合っているのを知っていながら

「行ったよ。葉月に止められたけどね」

そうリメールしてから間もなく携帯が鳴った。圭子からだ。

「もしもし…」

怯えるような圭子の声。

俺は平静を保つのが大変だった。
そして、圭子は言った。

「大学行ってるって言ったのに、なんで来たの?」

「行っちゃマズイのか?」

「そんな事ないけど、なんでわざわざと思って…」

「お前、大学で今日なにやってたの?」

「だからサークルの打ち合わせがさ…」

言い終わらない内に俺は言った。

「お前今日大学で何の行事やってたか知ってるか?」

「えっ?…って、え?」

「今日は一般人向けの試験の日。
学生は一切立ち入り禁止」

「えっ?いや、え…そんな…事…」

圭子は激しく動揺していた。

「お前また嘘ついたな?最近俺を騙してるだろ?」

「…」

「お前、そんなに嘘つきだったか?なんなんだ?」

「ごめんなさい…」
消えそうな声で謝る圭子。

「俺達付き合ってるんだよな?何を隠してる?」

その後、泣きながらひたすら謝る事しかしない圭子にイラついた俺は、
はっきり言った。

「お前、タダオとよろしくやってんだろ?」

「…」

「知ってんだよ。お前さ、これって浮気だよな?
俺って一体何なんだよ?」

それでも尚泣きながら謝るだけの圭子。

「圭子、俺と別れたいのか?
タダオと付き合いたいのか?」

「わかんない…」

「わかんないじゃねえだろ!順序が逆だろ?
お前、人として最低の事やってんだぞ!」

絶句した圭子の嗚咽だけが受話器から聞こえるだけ。
俺のイライラは頂点に達しようとしていた。

「タダオに抱かれて気持ち良かったか?
付き合ってる俺とは全然しないのにな」

「…見たの?」

「鍵も掛けないで大声で喘いでるくせによ。
見たんじゃねえよ、見えたんだよ!」

「ひどい…」

「お前に言われたくないよ!
この半年間俺を騙しやがって…」

「見てたなんて…最低…」

「お前いい加減にしろよ。本気で怒らせんなよ…
しかしタダオもいい奴だと思ったのに…人の彼女寝とるとは…」

「和重と私の問題、タダオ君は関係ない…」

「お前馬鹿じゃないか?関係ないわけないだろ。
あいつ何考えてんだか…あいつ呼び出して聞いてやろうか…」

「やめて。それは絶対やめて」

いきなりはっきりとした口調で言う圭子。

「なんなんだ、お前…」

「お願い、彼は関係ないの、本当なの…」

俺は圭子の言ってる意味が全く分からなかったが、
いろいろ聞き出してやっと理解できた。

つまり、タダオは俺と圭子の関係を知らないという事だった。

圭子はタダオに言えずにいたらしい

都合のいい女だ…半年間俺を騙し続け、
自分の都合の良いように振る舞う圭子。

本当にこれは圭子なのか?と思える程、変わってしまったと思った。

でも、浮気相手をかばう圭子の言葉は、
正直キツかった

俺はタダオに話そうと思った。

俺を騙し続けておきながら、
タダオには会うなという圭子の身勝手が通るはずがない。

そこまで舐められるわけにはいかない。

俺は知人から聞き出したタダオの携帯に連絡した。

第一声からタダオの人の良さが現れていた。

本当に、やっぱりいい奴だった。

考え様によっては、タダオも犠牲者だ。

俺は感情を抑え、圭子とは高校からの付き合いである事、
そして今も続いている事を伝えた。

当然、タダオは驚いていた。

そして俺に謝ってきた。

タダオに謝られる筋合いはなかったが、
更に彼は圭子とはすぐに別れると言ってきた。

タダオは、圭子とは「付き合う」という明確な意思表示は
お互いないままここまできてしまったが、
タダオの中では完全に「付き合っている」ものと考えていたとのこと。

する事してるんだし、普通男はそう思うだろう。

タダオには、今まで通りの関係を圭子と続けて欲しいと言った。

真面目なタダオは、そ
れは出来ないと言っていたが、
俺のプライドの為にも今までと同じ関係を続けて欲しいと頼んだ。

正直、根拠のない意味不明なプライドであったが、
タダオは渋々了解してくれた。

かと言って、この時点で俺は圭子と別れたいとは
心の底からは思えないでいた。

圭子の心は俺には全く残っていないとは思っていたが、
これまでの三年間の歴史が心にあり、
期待感みたいなものがこの期に及んでも残っていたのだと思う。

その翌日、圭子から連絡が来た。

当然、俺にとっては不本意な内容だった。

「どうしてタダオ君に言ったの?彼は関係ないって言ったじゃない」

ややヒステリックに突っかかってくる圭子。

「関係ないわけがない。
君の身勝手さが招いた結果だと何故気付かない?」

「タダオ君まで傷つける事はないと思う。
傷つくのは私達だけで充分でしょ?」

「私達?傷つくのは俺一人だけだろ。
俺がどれだけつらい思いをしていたのか考えた事があるのか?
大体君は俺との関係をどう考えてるんだ?」

電話はいきなり切れた。

このやり取りでやっと俺は圭子を諦める決心がついた。

それから春の新歓の季節になるまで、
俺達三人はニアミスする事もなかった。

俺自身、最低限の単位を取る為の授業しか出なくなったし、
後はサークルだけ。

圭子とはあの日以来全く連絡はとっていなかった。

タダオとの始まりがそうだった様に、
俺との終わり方まで曖昧にするつもりなんだろうな…

とボンヤリ考えていた。

そして、再び俺はショッキングな場面に遭遇する事になる。

うちの大学だけかもしれないが、
新入生の勧誘の為に、特に文科系のサークルが
手の混んだ出し物を各部室で行う。

体育会系と違い、比較的大きな部室を与えられるので、
各部かなり気合を入れて取り組んでいた。

俺はクラスの悪友に頼まれ、
囲碁研究会なる怪しげなサークルのサクラをしていた。

こないだまで高校生の若者が興味を示すはずもなく、
閑古鳥の部室から部員が一人二人と消えて行く…

馬鹿らしくなった俺は、
奥のダンボールの山に乗って昼寝をしようとした。

しかし、昼寝どころかすっかり眠ってしまい、
目を覚ますと外は薄暗くなっていた。

人に頼んでおきながら放ったらかしとは、
なんて苦笑いしながら起き上がった。

物音一切聞こえない、静まりかえった校舎内を歩き出すと、
イキナリどこかの部室の隣の狭い準備室を
飛び出して向こう側へ走り出す葉月をみかけた。

「じゃあね」とか、
準備室内の誰かに向かって言いながら出て行った。

葉月と圭子は同じサークル。

準備室に誰かがいると思っただけで緊張してしまった。

何食わぬ顔をして前を通り過ぎようとした時、
やはりというか…圭子の声が聞こえた。

「もう皆帰ったよ。早く迎えに来てね~」みたいな会話だったと思う。

圭子は一人、
でもここに誰かが迎えに来る…タダオだろうか

そう思うと最後まで見届けたくなり、
俺はそのまま隣の部室に身をひそめる事にした。

久しぶりの緊張感だった…

約20分後、近づいて来る足音が隣の準備室に入っていった。

二人が話し込む声が聞こえたが、
男の声が低くてよく聞こえない。

俺は半年前と同じ様に、
ゆっくりと準備室のドアから一歩入り、
雑然と配置されたロッカーの影から中を覗いた。

「誰か来たらどうすんのよ」

「来るわけないじゃん。
この建物自体、もう誰もいないよ」

どうも声が違う様な気がした。
暫くタダオの声を聞いていなかったのもあるかもしれないが。

二人の声が聞こえる方を見ると、
椅子に座る男の上に乗っかって抱き合いながら
キスをしているカップルが見えた。

それ程広くない部屋なので、かなりの至近距離、
後ろ姿ですぐに圭子である事は分かった。

お互いの頭を抱きかかえる様にして
顔を左右に振りながらの激しいキス、
情けないがそれだけで俺は勃起してしまった。

長いキスが終わり、
二人が唇を離した時にやっと男の顔が見えたが、俺は一瞬目を疑った。

そこにいたのはタダオではなく、太一だった…

何故圭子と太一が?

俺は混乱した。

太一は葉月と付き合っていたのでは?

俺の知る限り、タダオと太一は正反対の人間。

誠意ある好青年のタダオは男女両方から信頼されている。

対して太一は自分の性的欲求をまず第一に考える女ったらし

成宮似の甘いルックスに騙される女は多い。

葉月は単なるセフレか?
なら、圭子は?

圭子は懸命に太一の耳元を舐めあげており、
太一は薄ら笑いしながら両手を圭子の
ミニスカートの中に入れてお尻を撫で回していた。

太一は圭子を促すと、人来たらどうしよう、
と言いながらも太一の前に膝間付いて急いで
太一のジーンズを脱がせにかかっていた。

太一は黙って圭子を見ているだけ…

トランクスからやっとの思いでペニスを引っ張り出す圭子。

俺はそれを見てギョッとした。
相当でかい。

多分、俺やタダオとは比べ物にならないくらい、大きかった。

世間の女達はこの巨大なペニスにやられたのかな…
圭子もその一人か…とか考えていた。

下半身裸の太一の膝の間に正座した圭子は、
両手で扱き始めた。

「マジ大きいよね~ホントに、いやらしい形…」

そう言いながら徐々に口に含んでいった。

太一は目を閉じなから天を仰ぐようにしており、
片手で圭子の髪の毛をぐしゃぐしゃにしながら煽っていた。

圭子は懸命に前後にスライドさせており、
信じられないくらい深く深く咥えていった。

おかしな話だが、圭子の後頭部から太一のペニスが
飛び出して来るんじゃないかと思うくらい、
奥まで飲み込んでいた。

その時、廊下をこちらに向かってくる足音が聞こえた。
俺はハッとしたが、逃げ場がない。

太一も「やばっ!誰か来る!」と言って軽いパニック状態。

すぐに電気を消して暗くなる部屋。
俺は三人に見つかってしまう事を一瞬で覚悟した。

体が固まったまま、呼吸する事も出来ない状態だったが、
廊下の足音は部屋の前を通り過ぎていった。

ホッと胸をなでおろし、二人の方を覗いたがそこに二人はいなかった。

どこに隠れたのか、もう一歩踏み出そうとした時、
耳のすぐそばで圭子の声が聞こえた。

俺が身をひそめていたロッカーの裏側に二人はいた。

二人は隠れたつもりなんだろうが、
ロッカーひとつ隔てたところに俺がいる。

距離にしたら50センチも離れていない。
暗い部屋の中で、俺は息を潜めて聞き耳を立てた。

「もう行ったな」

「びっくりしちゃった…やっぱ帰ろうよ…」

「ほら圭子、大丈夫だって…」

「もうむは…ん」

ピチャピチャと唾液を絡ませるような
濃厚な音が耳のすぐそこで奏でられていた。

姿は全く見えないが、
逆に想像力を掻き立てられて、
あそこは痛い程に硬くなっていた。

唇を貪るような音と、ロッカーに体がぶつかる音が暫く続いた。

そして、一瞬静かになった後。

「あんあぁぁ~ダメ…ダメダメ」

次第にギシギシというリズミカルな音が
大きくなっていった。

どういう体勢か分からないが、セックスしているのは明らかだった。

「なんか、めちゃ興奮するな…圭子は?」

「あっあっダメ気持ちいい…」

「なぁ、興奮してるんだろ?」

「してる…してるぅ…」

「ここ窮屈なんだけど…うまく動けない…」

「あ、あっち行く?…」

さっき太一が座っていたソファーに
向かっていく圭子と太一の後ろ姿が見えた。

外の街灯の灯りでボンヤリと見えたが、
二人とも下半身だけ裸だった。

下半身だけだが、久しぶりに見る圭子の裸は相変わらず綺麗で、

エロかった…

圭子はソファーに仰向けに寝るとすぐに太一が覆い被さっていった。

太一の汚い尻の間から巨大な亀頭が
重そうに頭をもたげているのが黒く見えた。

それを入れた途端、小刻みにピストン運動を始める太一。

「よし全部入れるぞ…」

そんな事を言っていたと思う。

太一は圭子の両足を抱えるようにした。

結合部分がかすかに見えた。

信じられないくらいの太さのペニスの三分の一が
出し入れされていたが、太一はゆっくりと残り三分の二をめり込ませていった。

そう、本当にめり込むって感じだ。

「ダメ!壊れちゃうっ!」

「全部入ったぞ…ああ、マジ気持ちいい~」

「ん、あぁぁ届いてる…すご…」

グチグチと卑猥な摩擦音が響き始めた。
そして、あれだけの長大なものを全て受け入れる圭子。

「だめ、だめイク、もうイク!ねぇ、きてえぇー!」

圭子は両手を太一の首に回して引き寄せ、
キスをせがんでいるう。

太一はキスに応じながら腰をじわじわとストロークさせていた。

「んはぁぁイクッ…」

すぐに圭子はイッてしまったようだが太一の腰は止まらない。

圭子は聞いた事もないような、
正に断末魔のような声を出していた。

「分かったよ…じゃ、ほら…」

太一は圭子を起こしてソファーに座らせた。
そのまま足を開かせて正常位の形で再び挿入していった。

「ひっ入りすぎ…奥が…」

太一は無言で腰を降り続けていた。

五分程、全く休まずにひたすら腰を動かし続けていた。
その間、圭子は何度もイッているようだった。

「もうだめ、本当に頭おかしくなる…」
「俺も…イクぞ出すぞ…」
「イッて…早くイッてたくさん、頂戴…」

太一は圭子の両足を抱えたまま、
ソファーの背もたれを掴むと、凄まじい勢いで腰を動かし始めた。

圭子の足は真上を向くどころか、
殆ど体が折り重なるような状態だった。

「おああ、出るっ!出るっ!」

太一は咄嗟にペニスを抜くとソファーの上に立ち、
圭子の顔の前に持っていった。

太一は強引なまでに腰を振りながら圭子の口中に射精していたようだ。

全てを出し切った後、太一はソファーにどかっと座った。

黒いシルエットのペニスは全く硬さを失っていないようだったが、
驚くべきはその大きさ。ヘソの高さを余裕で超えていた。

あんなのが全部入っていた圭子のあそこ…空恐ろしさすら感じた。

圭子はティッシュで口をふいた後、太一のペニスに再び指を絡ませ始めた。
そしてまた、ゆっくりと顔を近づけていった。
その後暫くして今度は圭子の方から太一に跨っていった。

「ははっ、またかい?」

「だって…なんか、凄く興奮しちゃって…」

お互いその一言を話した後、
圭子は手でペニスを自分のあそこに当てて、少しづつ腰を下ろしていったようだ。

その後、圭子は手でペニスを自分のあそこに当てて、少しづつ腰を下ろしていった。

やはり、三分の一程度しか入っていないようで、
ゆっくりゆっくりと小さなストロークで上下に腰を動かしていた。

間もなく太一は我慢出来なくなったように圭子の腰を両手で掴むと、
自分の腰を突き上げる様にしていった。

圭子は半泣きの様な声で何かを言っているようだった。

腰を掴む太一の指が圭子の柔らかい腰から
尻にかけての肉に食い込んでいたので、
多分深く挿入されるのに抵抗していたんだろう。

しかしじわじわと、でも確実に巨大なペニスが埋まっていき、完全に埋没してしたようだ。

圭子は耐える様に声を押し殺し、一心不乱に太一とキスしていた。

暫く動かずにいると馴染んできたのか、
太一に促されながら腰を前後に動かし始めた。

太一は圭子のシャツとブラをたくし上げて、
胸を懸命に愛撫しているのが見えた。

薄暗闇の中でひとつになって怪しくうごめく情景はエロかった。凄く…

圭子の腰の動きがある時点から急に激しくなると、
一気に上り詰めてしまった。

「あーっ!あー!」
「いいよ、圭子!もっと動かして!」
「ずるい、こんなの太一の…凄すぎ…」
「お前だって腰やらし過ぎだって…」
「また、イクッ…またん、んん!」
その瞬間、圭子のお尻を持ち上げてズルっと引き抜く太一。

「ええっ?な、なんで…入れて…ね?…」
「圭子、俺の事好き?」
「好き好き好き!大好きよぉ…ねぇぇ!」

腰をクネクネと振りながら媚びる様な声を上げる圭子。

「俺のチ○ポ、デカイだろ?」
「大きいから…早くぅ」
「ハァハァ、タダオよりずっといいだろ?俺のチ○ポ」
「いい、タダオ君より、ずっといい…」

太一が手を放すと、慌てて腰を下ろして一気に奥まで飲み込み、
狂った様にくねらせると、廊下まで響きそうな大声をあげてイッていた。

太一はまだまだという感じだったが、
俺はそこまで見届けてから部室を後にした。ショックが大き過ぎた。

結局一部始終覗いてしまい、
最初は俺も勃起していたが、
正直なところ女の底しれぬ性欲を目の当たりにして、
後半すっかり萎えてしまっていた。

圭子の事はキッパリ諦めていたが、
今回の件で、俺は圭子に対する軽蔑にも似た感情を抱いてしまった。

こんなに軽い、淫乱な女だとは思わなかった。

後で聞いた話だが、タダオは俺から話を聞いた後間もなく、
やはり圭子とは別れていた。

真面目で義理固いあいつらしい。

圭子には所詮もったいない相手だったのだろう。

六月頃から俺は大学の授業に顔を出すようになったのだが、
一度学食で二人とすれ違ったことがあった。

それぞれ一人でいる時だったが、
太一は相変わらず上から目線でチラッと俺の顔を見ただけ。

圭子も俺と目が合ったが、すぐに無表情に目を逸らされた…まるであかの他人のように。

この時はかなり凹んだね…

なんか圭子との思い出までもが否定されたみたいでさ。

結局、その後圭子と話す事は一度もなかった…

その後の話だけど、
俺の残りの大学生活は子供の頃からの夢を叶える為の二年にした。

圭子との一件でいろいろ考え、
なんの為に親に大学に通わせてもらっているのか、
俺のすべき事、やりたい事は何か真剣に考え、
とにかくがむしゃらに夢を追いかけることにした。

意味のない復讐心みたいなものもあったかもしれない。

とにかく、モチベーションを長く維持する事ができた二年だった。

卒業後の話だけど、タダオは国家公務員上級職に合格、地元に戻った。

自分に厳しいあいつらしいと思った。

あの二人は…太一は辛うじて卒業したものの、
就職は出来なかったはず。

圭子は埼玉の小さなシステム会社に就職したと聞いた。

俺は夢を実現させることが出来た。

こないだ長い訓練が終わり、やっと一人立ちできるようになった。

俺は、二人を遥か上空から見下ろす雲の上が仕事場です。

訓練が終わったら結婚しようと話してきた彼女と、
今年の12月に式を挙げる予定。

少し特異な経験ではとずっと思ってたので、
なかなか人には言えなくて

この場で言えてスッキリしました